アンテナ工事はどこに頼めばいいのか、もしくはどこに頼めるのかもわからないことが多いでしょう。ここでさまざまな工事業者の種類を見てみましょう。
さまざまな業者があっても、どれが自分に合うかわかりません。業者ごとの特徴やメリット・デメリットを知りましょう。すべてを見る必要はありません。気になるところだけいくつか見てみましょう。
ここだと思っても、相見積もりを取ってみましょう。工事は一回ですが、長く使い続けるものですから、相手の雰囲気や細かい内容を確認して、いい工事をしてもらいましょう!
長い内容を読んでいくのは大変なので最初に結論を書きます。
アンテナ工事は専門性が高い工事ながら、エアコン工事などとは異なり特別な機械(真空ポンプなど)が必要ないため、DIYでも見よう見真似で形としてはできあがります。昔は一家のご主人が屋根に上ってアンテナを調整するなんて光景もよくあり、風の強い日はテレビの映りが乱れるなんて良くある笑い話でした。
最近では個人の活躍なども後押しして、専門的な学びもないままさまざまなレベルの工事業者があふれています。
お住まいの地域や状況によって若干変わってくるかもしれませんが、上記の内容から考えると、必然的に一番のおすすめは専門工事会社になります。
ただしホームページなどではアンテナ工事専門会社のように見えていても、実際は実力の伴わない便利屋サービスであったり、悪徳業者であるかもしれません。
このページではそんな専門業者の見分け方や、他の工事委託先それぞれのメリットデメリット、またアンテナ工事料金の相場を解説します。
他にも12種類に分類したアンテナ工事業者や個人ごとのメリット、デメリットの比較もできるようになっています。
クラウンクラウンは埼玉県を中心に一都六県に対応した工事で「正直者やいい人が馬鹿を見ることのない世界づくり」を目指しています。
いろいろ読むのが面倒くさいという方は、まずはお気軽にお問い合わせください。弊社の長年にわたる実績と他社工事の手直し実績などをもとにアドバイスをいたします。クラウンクラウンでは各お客様ごとに丁寧なカウンセリングを行うことが得意です。相見積もりもお薦めです。
クラウンクラウンは子育て家庭の応援割引を行っています。埼玉県パパママ応援ショップ公式参加店ですが、他の都県の子育て応援カードでも割引を行っています。
標準的な工事金額とは何を基準にすべきでしょうか。ここでは国がアンテナ関係の工事を行った場合(地デジ化直前のアナ・アナ変換工事など)や、昨年まで行われていた中間周波数ろうえい電波対策事業などで想定されている工事金額を基準としてみましょう。
「見積もり無料」とはよく見かけますが、あくまで概算見積もりで現場調査は有料になることがほとんどです。現場調査は技術と手間がかかります。それを無料で行っているとしたら以下の理由です。
※弊社をはじめインターネット上のアンテナ工事専門会社はもう少し安く、マッチングプラットフォームなど便利屋サービスではさらに安くなっています。
POINT
こちらの記事も参考にしてください。
アンテナ工事自体に必要な資格はありません。あえて言うならCATV技術者という資格があります。CATV(ケーブルテレビ)はアンテナ工事と逆に思えますが、勉強する知識にはアンテナ設置にも深く言及し、アンテナメーカーでは役職付きの人が必ず持っている資格です。最近できた国家資格としては電気通信工事施工管理技士がありますが、これは大規模な現場で必要な資格です。ですから個人宅の工事の場合、特に気にすることはありません。
それよりも大切なのは、
です。
フルハーネスは屋根上の作業(一般的なアンテナ工事会社の場合地上高5m以上の危険作業)では法律により装着が義務付けられていますが、フルハーネスを装着して仕事をする場合はこの特別教育を受講していることが義務付けられています。
また電気工事もできる(行う)業者の場合、法人、個人事業主問わず「電気工事業」の登録が電気工事業法で義務付けられています。
一般的にはあまり知られていませんが、すなわちプロと素人の違いを確認する一つの指標として使えるでしょう。※独学などで業界の法規の知識が足りないと、いまだにフルハーネスなしで屋根に上っていたり(なかにはヘルメットさえ被っていない場合も)、電気工事業の登録を行っていない、または電気工事業の登録自体を理解していない場合があります。
アンテナ工事は以下のようなところで注文できます。
アンテナ工事専門会社は非常に珍しい業種となります。今はウェブ上で検索することで見つけやすくなったものの、旧来から営業している会社よりもいわゆるネット系の会社ばかりが見つかるかと思います。アンテナ工事専門と謳っている会社も、実際はエアコン工事などが専門の会社も多く、中にはウェブサイトが専門で実際の工事は全国から募集した工事会社という場合もあります。特に会社名をあまり表に出していないサービスは一度会社概要を調べる癖をつけましょう。
アナログ放送の時代から専業で経営している会社はほとんどないと思います。多くは地デジ化以降に新規参入した会社などではないでしょうか。以前は地デジ化バブルに現れた新参者という立場でしたが、地デジ化されたのもずいぶん前になりますので、そういった会社でも今では十分ベテランになっていることも考えられます。
ただし、そういった若い会社はアナログ放送時に建てた家など、築年数の経った建物の工事経験が乏しく、最良の結果が得られないこともあるかもしれません。そのため[新築専門]などとターゲットを絞っている会社もあります。また異業種から参入してきた場合に、法令遵守ができていない(そもそも関連法の知識がない)場合もときどき見かけます。
専業で行う会社も方向性がいくつかあり、材料や施工方法を絞って工事費用を安く抑えている会社や、専業としてどんな工事でも対応できるように材料をそろえ、様々な現場に対応している会社などの違いもあります。
BSアンテナ工事を行う場合、今でも2Kが標準で4Kが追加工事になる場合や、4K工事の際には必ず分配器やテレビ端子を取り換えなくてはいけないと言われて工事料金が思っていた以上に膨れ上がる場合があります。
専門業者は主にネットで探すことができますが、ネット上では主に最低価格のみを大きく掲示している会社が多く、合計金額が非常にわかりづらくなっています。
なお、多くの場合はブースターが必要になると考える方がよく、ブースターも含めた工事金額で予算を組みましょう。
最近は減りましたが、通常のプランではありえない最低価格を大きく掲示している会社もあります。
多くの場合工事料金の相場は以下のような価格帯になりそうです。
ハウスメーカーに工事を頼むかどうかは、監督との相性次第とも言えます。
細かいこだわりを伝えてもピンと来ていなかったり、こちらの意見を否定しがちな監督では、結果は期待することができませんね。ただし、アンテナにこだわりもなく、ハウスメーカーが「サービスでつけておきますよ」なんて言う場合にはそのままお願いしてしまった方がいいかもしれません。
また、アンテナ工事を建築と同時に行うことで、支払いを住宅ローンに組み込んだり、住宅の保証と同様にアフターメンテナンスの面倒を見てもらえることもあるかもしれません。ただし、ハウスメーカーによっては完全にアンテナ工事は別と切り離していて、別途工事業者を紹介するだけの場合もあり、紹介料を上乗せする分割高になることもあります。
弊社もいくつかのハウスメーカーから紹介をいただいておりますが、手数料を支払うのではなく、光栄なことに担当者が施主様にご満足いただけるサービスの一環として弊社を紹介していただいております。そのためお客様にも料金が上乗せされずに請求しております。もしよろしければ一度ハウスメーカーの担当者様に弊社の紹介がないか尋ねてみてください。
まれではありますが、電気工事屋さんが施工したアンテナ配線の不具合が見つかる場合があります。そういう電気工事屋さんがつけたアンテナだと不安もあります。
中にはアンテナ工事がサービス(建物の金額に含まれている)の場合もありますが、有料で手配した場合、アンテナ工事料金の相場は以下のような金額ではないでしょうか。
リフォームと同時に行うことで、様々なメリットが考えられます。
リフォームの規模にもよりますが、大規模リフォームを行う場合は同時にアンテナに関して相談するべきでしょう。
そのうえで改めて、他に手配するかどうかを決めるといいと思います。ただし、決断を早めに行わないとアンテナ工事とリフォーム工事のタイミングが合わず、最高の状態で仕上がらない可能性があります。
弊社にもときどきリフォーム会社や、リフォーム中の施主様からのご依頼をいただくことがありますが、前者の場合は弊社の名前を伏せて工事を行う場合(一般的に工事料金は上乗せされて請求されます)もあれば、普通に紹介されて手数料も取らずに工事を行う場合もあります(リフォーム会社が、工事を行う上で連携しやすい、細かい調整ができるなどの理由でお選びいただくことがあります)。
また、リフォーム会社が別途アンテナ工事を外注する場合は、品質で選ぶ場合と金額で選ぶ場合があるかと思いますので、その場合はリフォーム会社のポリシー次第といったところでしょう。
おおよそ、ハウスメーカー経由の工事と同じだと思いますが、ハウスメーカー経由はご新築時、リフォーム会社はリフォーム時、ということになるでしょう。
工事料金の相場は以下のとおりです。
アンテナ工事などは現場によって料金が異なるため、工事料金をポイントやクレジットカードなど現金以外の方法で支払う場合は、一般的には事前見積りをお願いし、その後店頭に赴いて支払いを済ませる必要があります。
※量販店の工事業者は現場での現金以外の決済に対応していないため。
家電量販店の工事料金は細かく分けられていることが多いです。その反面、料金表に公式に定められていない内容については現場判断になることが多く、担当者次第で金額が変わることがあります。
平成26年豪雪の際、家電量販店でも多くのアンテナ補修工事が発生しましたが、当時は一般的な基本料金とは異なる高額での補修工事が多く行われていました。
地デジ工事は一般的に材料代を含んだ料金で提示されていますが、BSアンテナは商品として販売しているため工事料金とは別に購入する必要があります。量販店によってはデザインアンテナも同様に商品代が別になっている場合があります。
アンテナの建て替えで撤去が必要だった場合、撤去したアンテナの処分を行ってくれない場合があります(ケーズデンキオンラインショップでは「アンテナの廃棄処分は、お客様ご自身でお住まいの自治体にご相談ください」の一文があります)。また、料金表の表示に「~」がついていることが多く、ちょっとした理由をつけて金額を吊り上げる担当者に当たってしまうこともありますので注意が必要です。
大手家電量販店は地域ごとに店舗を構えているため、担当者が受け持つエリアが狭いことが特徴です。
そのため、地域情報に精通している場合もあります。
また出張見積りが無料で行えることもありますが、現地見積もりが電波調査なしで判断される場合もあります。
家電量販の場合、アンテナ工事料金の相場は以下のとおりです。
街の電器屋さんは、どのように日々の収益をあげているのでしょうか?
中には家電製品の売り上げで十分利益を出している電器屋さんもありますが、一般的にイメージされるのは家電メーカーの看板が大きくて実際の店舗名が小さく書いてある、小さいお店ではないでしょうか。
これらは、やはり家電製品の販売だけで成り立っていることは少なく、店舗での営業以外にいわゆる副業として工事を行っているケースも多いです。
この副業は、工事に関係するものであることがほとんどですが、まれに全く異業種で収入を得ていることもあります。
副業として工事をしている事例では、家電量販店の工事を請け負っている事例や、現場仕事としてハウスメーカーの電気工事を行ったり、ビルやマンションの電気工事や空調工事を行っている場合など様々です。これらの仕事もそれぞれ繁忙期があったりしますので、その時期は工事を受け付けてもらえなかったり、アフターサポートも対応してもらえない場合があります。
アフターサポートは高額になるケースもあり、弊社に相談があった事例ではアンテナを立ててから毎年のように不具合が起き、そのたびに調整料金を数万円取られていたというものも数件ありました。特に料金表などを作って掲示していないケースも多く、ご高齢の方や人の好い方などには高額請求を突きつけるという場合もあるようです。
中には、普段下請けとしていただいている料金そのままで直接のお客様に請求するという、格安工事のところもあります。
一見良心的ですがアフターフォローや顧客管理ができているのか心配になります。その場その場のやっつけ仕事でやっていると書類やデータではなく店主の記憶だけでアフターフォローされる場合もあるかもしれません。しっかりとした顧客番号や伝票番号などで管理されていると安心できますね。
街の電器屋さんの場合、アンテナ工事料金の相場は以下のとおりです。
各ホームセンターで金額が大幅に異なり、場合によっては同系列でも店舗によって金額が異なります。
なおホームセンターの場合は工事料金と材料費(アンテナ本体など)が明確に分けられている場合がほとんどです。
アンテナ工事料金の相場はおおむね以下のとおりです。
知人に工事ができる方がいるのは頼もしいですね。(と僕の知人に思われたい)
知人に工事をお願いする場合、同じような内容がメリットにもデメリットにもなります。これは相手の人柄と関係性次第と言えるでしょう。
ですが、知人に工事をお願いするのはあまりお勧めしません。多くの場合デメリットの方が目立ってしまうように思います。後に紹介するDIY感覚で、知人に手伝ってもらって一緒に作り上げる、という感覚ならいいと思います。
知人にお任せする場合、知人がプロであれば安心してお任せできる一方、公私混同のバランスをうまく取れないとその後の関係性にも支障が出る場合がありますし、知人がセミプロ程度の場合は品質に不安が残ります。また万が一の場合のアフターフォローを頼みやすいかどうかは重要な判断基準のように思います。
個人的な話ですが、自分自身が家を建てた時に一部を身内の知り合いに頼みました。その際仕上がりに不備があるにもかかわらず手直しをお願いできずにいたことや、電気工事担当の技術と知識が足りなかったためにこちらの要望を間違って仕上げられてしまった後悔があり、他の人には同じ思いをしてほしくありません。
自分自身は友人の新居祝いなどで工事を行ったりしていますが、お祝いの意味もある一方、技術、知識、提案力に自信があるのでよかったら是非!というスタンスです。また、場合によってはこちらとしても知人だからこそ頼める実験的な取り付けや、アフターフォローを兼ねてその後のデータを取らせていただくなどのwin-winの関係で行っています。
お互いの関係性がより深くなることもあれば、仕事をプライベートな時間に頼むことによってこじれてしまうということもあるかもしれません。
知人への工事依頼は慎重に考えた方がいいでしょう。
個人的なお願いであれば別ですが、知人が業として請け負った場合、電気工事業法などに抵触してしまう場合があります。
工事料金に相場はありませんが、一般的なお礼としては材料費+10000円ぐらいとなるのではないでしょうか。
今は職人さん個人や、個人事業主などが気軽にウェブサイトで集客できますが、実際には個人のウェブサイトで集客することは困難です。そこで集客に利用されるのがマッチングサイトや紹介サイトになります。
例えば〇〇市のアンテナ取付業者を料金と口コミで比較、などと謳っているウェブサイトもありますし、登録者数は非常に多くなっています。
会社よりも個人が登録していることが多く、その分工事料金も安くできる場合があります。
ただし、こういった紹介サイトでは常にあることですが、登録者は料金の値下げ競争になりつつも、紹介手数料の負担に苦しめられてしまいます。そのため、予約メニューは安く表示しており、実際には現場で追加料金が当たり前のように発生します。特に高額になるということではなく、予約メニューではとても安そうに見えることがあるため、そのギャップに驚かれないように気を付けましょう。
簡単に比較できる一括見積もりサービスなどは非常にいいサービスだと思いますが、現在のサービスのほとんどは工事よりもIT寄りの土台に作られたものが多く、現場とのギャップがあるように感じます。
工事後の保証やサポートがなかったり、損害補償が全業者合計で年間累計〇円まで(年度末は保証が受けられないリスクがある)など、長文で書かれた規約を細部まで読むと消費者に不利な内容が多いように感じます。
こういった問題が解消したサービスを構築したいものです。
さいたま市で人気の業者さんの工事メニューを見てみると以下のようになっています。
マッチングサイト(もしくはクラウドソーシングサービス)の場合、アンテナ工事料金の相場は以下のとおりです。
実際にかかると思われる工事料金合計
※新4K8K衛星放送対応工事の場合は別途分配器やテレビ端子の交換が別途かかる可能性があります。
一覧で見比べることができるので、一見わかりやすく思えますが、実際の工事料金は全く分かりづらく作られています。
弊社ではこういった誤解を招くコンテンツの作り方に問題意識を持っています。
マッチングサービス自体はいいものだと思いますが、IT企業が利益重視で作ったシステムでは何かと問題があるように思います。社会貢献目的で作られたマッチングサービスができればぜひ応援したいところです。
アンテナの設置から引っ越しで出たごみの回収など多岐にわたって同時に頼めたり、複数の依頼をすることや直接交渉による割引も期待できます。
その反面、顧客管理が甘くアフターフォローは期待できないとも言えます。
何でもできるということは、反面なにもかも中途半端、という可能性もあります。多くのことを完ぺきにこなせるようになるには、多くの経験や知識、センスが必要になります。
工事料金の相場はありません。
料金表もないことが多く、その場の雰囲気や、客ごと料金(お金を払ってくれそうな人には多く請求する)という場合もありますので注意しましょう。
アンテナ工事やDIYに疎い人が、経費削減のためにDIYで済ませようとするのはお勧めしません。
あくまで、自分でも設置できる人であったり、自分なりにこだわりたい人などで、工具などをある程度持っている人ならやれないこともないという程度です。
DIYでやる場合の参考となるように、弊社が用意している工具や機器、材料などを紹介します。
※弊社工事車両に積載しているもの
同業者の方の工具チェックにもお使いください
上記の工具や材料がそろっていればおおむね大体の工事が可能ですね。
ドリルなどは通常不要ですが、屋根裏に配線を通して屋根裏内にアンテナを設置する場合などに使うことがあります。
その場合はガイドワイヤーが必要ですが、屋根裏に通線する場合は平らなタイプが好ましく、配管の中を通す場合は丸いタイプでないと使用できませんので、両方持っていることがベストです。ビスは基本中の基本ですが、50mm以上の全ネジタイプ~90mm程度の半ネジタイプがあるといいでしょう。念のため25mmや150mm程度のものまでそろえると安心です。屋外で使うことを想定してステンレスもしくは防錆効果の高いものを選びましょう。
弊社スタッフの場合、装備している道具(材料など消耗品を除く)はプロ用卸価格で総額20~25万円程度でそろえることができます。
場合によっては、ドライバーとニッパー、モンキースパナだけあれば何とかできるとも言えますが、慣れていない人が不十分な装備で工事を行うことは品質、事故、その他さまざまな面でリスクが高くなりますのでお勧めできません。
POINTアンテナ工事は簡単にできそうですが、その作業の中には命に関わるものがあります。
部屋の中に室内アンテナを設置するなどでなければ、原則として個人でやるべきものではないと考えます。
一般的に契約期間中は不具合に対しても迅速に対応していただけます。ただし、屋内配線(テレビ裏など)に関しては原則ユーザー責任となるため、有料作業になることもあります。
インターネットや電話などの同時契約で得になるパック料金もありますが、基本的なチャンネルのみが見られればいいという場合には、オーバースペックとなり無駄な出費となるかもしれません。
契約が1年~2年などの長期契約となることが多く、更新月以外での解約は別途違約金などがかかってしまう場合があります。
キャンペーンなどで初期費用が安くなったり無料になる場合があります。
繁忙期は開通までに数か月待たなくてはいけない場合もあります。
CATVで地デジ、自前のBSアンテナでBS放送を見るという方法も可能で、すべての部屋でBSを見る(室内のテレビ端子からBSを見られるようにする)場合は、CATVに対応ブースターに変更してもらうなどの手間がありますが、無料で交換してもらえることもあります。
築年数の経った家屋で、壁の中の配線が古くて電波のロスが大きい場合など、CATVが屋外に新たにアンテナ配線を引き回してくれる場合があります。通常別途工事料金がかかりますが、一般的な工事料金よりも格安で配線してもらえることが多いようです。このあたりは担当する営業の方次第というところもありますので、交渉力次第とも言えます。
大災害には強いとは言えず、つい最近の事例だと「平成30年7月豪雨」の際に、一部のエリアでは放送網が分断され復旧までに長い時間(一ケ月以上)を要しました。
他に、同年1月には長野県のケーブルテレビ会社(佐久高原ケーブルテレビジョン)の事業廃止による突然の放送停止などもありました。
インターネット事業者が限定されますが、現在利用している、または今後利用するサービスが対応している場合は、月額1000円未満でテレビが視聴できます。地デジのみでいい場合はアンテナの方がすぐに元が取れますが、築年数の経った家屋で新4K8K衛星放送の左旋偏波放送を視聴したい場合にはだいぶお得なプランになる場合があります。
インターネット事業者の月額料金にも差があるため、他に安い事業者があればその差額も含めた追加負担額が大きくなるため、実質的な月額負担が数千円になる場合があります。なお、初期工事費用はテレビ1台しか見ない場合は10,000円~20,000円程度、複数台で視聴できるようにするには20,000円~50,000円程度となります。また、サービスがインターネットとむすびついているため、事業者を乗り換える時に結局アンテナ工事が必要になるということもあり、「それなら最初からアンテナをつけておけばよかった」ということもありえます。
有名なものにはフレッツ・テレビやひかりTVがありますが、これらは似ているようで全く別のものとなりますのでご注意ください。
一部無線STBを採用しているサービスがあり、アンテナの配線を気にせずテレビのレイアウトを考えられるという画期的なメリットがあります。
原則として、契約期間中は不具合に対しても迅速に対応していただけます。ただし、屋内配線(テレビ裏など)に関しては原則ユーザー責任となるため、有料作業になることもあります。
2018年7月12日に新4K8K衛星放送の左旋偏波部分にも将来的に対応すると発表がありましたので、光回線ですべての放送が視聴できることが決まりました。ただし、左旋偏波部分の番組については、周波数変換を行う関係上、テレビごとに再度周波数を戻す機械を設置する必要があります。複数台のテレビで視聴するにはその分費用がかかりますが、屋内配線が古い場合でも対応しやすくなりました。
※ニュースでは新4K8K衛星放送を視聴するには、屋内配線や分配器、テレビ端子などを交換する必要があると報道しているメディアがありましたが、新4K8K衛星放送のBS右旋偏波での放送については現在BSと110度CSが問題なく視聴できている建物では原則改修工事はしなくても視聴できます。
※無線で視聴できるのはひかりTVサービスで、別途月額費用が必要になります。
CATVや光回線の場合などは時期によっては申し込みから1か月以上回線開通まで待たされてしまう場合があります。その間ドラマを見逃したくない、テレビが見れないと寂しい、などといった場合に以下のような方法もあります。ネットサービスはもちろんインターネットを使用しますので、光回線でテレビを見る予定の場合は、開通前にスマートフォンなどでサービスを利用される場合はパケット代などに十分ご注意ください。
普段使わない方はすっかり忘れている場合もありますが、日本の携帯電話(ガラケーもスマホも)の多くはワンセグチューナーを内蔵しています。家族で見るには心もとないですが、ワンセグ放送は特にパケット代もかからず無料で見ることができるので、いざというときはとても心強いですね。