工事のポイント
今回はご新築にスターリンクのアンテナと地デジアンテナを同時に設置してきました。同時に工事することで設置金具一つで二つのアンテナを固定しています。また配線はスターリンクケーブルを保護したチューブとアンテナケーブルを高耐候性結束バンドでまとめることで、ケーブル固定用のビスの数を減らしています。
住友林業は屋根裏に地デジアンテナが設置できる場合も多いのですが、今回は構造上設置できなかったので屋外にまとめて設置しています。地デジの電波は最高と言うわけではなかったものの、十分に受信できる状態でした。
一般的な2階建てよりも高く作られており、設置工事自体は高所作業になっています。
スターリンクの工事について
スターリンクのアンテナは地デジアンテナと異なり、事前に電波を細かくチェックする必要はありません。しいて言うならばアプリで障害物チェックを行っておくと安心でしょう。
アンテナの設置位置はルーターの設置位置(部屋)と外観のバランスを見て決定します
今回は地デジアンテナとの兼ね合いもありましたが、あくまでスターリンクを優先とした工事だったため、スターリンクの設置場所で地デジが受信できたら一緒に設置しましょう、という流れになりました。結果的に同じ場所でうまく受信できています。
設置場所候補が決まったら、穴あけの確認です。穴あけの確認では既存のコンセントプレートを外して壁の中を確認するのがおすすめです。今回は特にこだわった建築ということで、既存コンセントには防気カバーが既に設置されており、プレートはアドバンスシリーズと言う高級タイプのプレートを使用していました。事前にお伝えいただくことで、プレートの種類を合わせて用意することもできます。
電波測定結果
現在編集中です
チャンネル | 放送局 | LEVEL(dBuV) | MER(dB) | BER |
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16 | UHF | 55.8 | 28.4 | 0 |
21 | UHF | 78.1 | >32 | 0 |
22 | UHF | 79.9 | >32 | 0 |
23 | UHF | 80.3 | >32 | 0 |
24 | UHF | 78.6 | >32 | 0 |
25 | UHF | 81.7 | >32 | 0 |
26 | UHF | 80.7 | >32 | 0 |
27 | UHF | 78.9 | >32 | 0 |
30 | UHF | 46.8 | 10.2 | 2.20E-02 |
32 | UHF | 57.7 | 30 | 0 |
今回の工事料金
※記事編集時点(2023年10月:工事時)の料金表に基づく価格です。
住友林業スターリンク+地デジアンテナ工事
スターリンクと地デジアンテナを高所破風板に設置した工事-
地デジアンテナ+高性能地デジブースター
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スターリンクアンテナ設置
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地デジアンテナ+ブースター設置工事 54000円
基本セット料金
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スターリンク基本設置料金 22000円
基本料金は地上高7mまで
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高耐候性チューブによるケーブル配線 10000円
2000円/m
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穴あけ・通線・大型入線カバー 16000円
高耐候性チューブの場合は大型の入線カバーに変更となり料金も16000円になります
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貫通穴保護パイプ 1000円
人気でおススメのオプションです
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コンセントプレート内防気カバー 1000円
人気でおススメのオプションです
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高所取り付け作業 15000円
設置高さが地上7mを超えた場合で、バルコニーなど安全な足場以外で取付工事を行う場合
今回は基礎が通常より高く上がっており、 -
特殊コンセントプレート 1000円
パナソニックアドバンスシリーズ
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消費税 12000円
スターリンクアンテナのSNとPN
多くの場合気にする必要のない情報ですが、もしアンテナのシリアルナンバーが必要な場合はアンテナマストの底面を確認するか、設定済みの場合はアプリから確認します。同時にPN(Parts Number)も記されていますが、設置の前に写真に撮っておくといいかもしれませんね。