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4K放送によってはまずBSアンテナやブースターの交換が必要になる場合があります。

また、BSアンテナが設置されていない場合は新たに設置する必要があります。

分配器や壁端子は取り替えなくても視聴ができる場合も多くあります。
ただし、古い機器は直付けタイプのものも多く、電波漏洩や電波混入の恐れがあり、一定以上の電波漏洩は電波法により設備の改善が義務付けられています。
現在とくに罰則はありませんが、交換に対して一部助成金が出る場合もあります。

アンテナ工事会社の方から、4Kを見るには分配器、壁端子、ケーブルを交換しないとだめだと言われた、と言う話を聞きますが、実際はそんなこともありませんので、実際に視聴不良があった場合に交換を検討してもいいでしょう。

分配器や壁のアンテナ端子は対応周波数が決められています。

4DMS
対応周波数は10~3224MHz

DXアンテナの商品紹介ページ
FD 74L | 4K放送を見るのに分配器やアンテナ線の交換は必要か | 高品質アンテナ工事専門会社のクラウンクラウン
対応周波数は書いてありませんが10~2150MHzです

この対応周波数が低いと、4K放送の電波が著しく弱くなってしまう場合があります。
FD-74Lはやや古い分配器ですが、対応周波数で言うとBS4Kの一部のチャンネル(BS右旋のBS4Kチャンネル)は対応しています。
ただし、直付けタイプなので電波漏洩や混入を考えると交換も検討しましょう。
※2017年に改正・2018年に施工された電波法により、一定以上の電波漏洩は違法となりました。設置場所などによっては交換が必要とされる場合もあります。
※同様に新しい分配器でも使っていない分配端子にはダミー抵抗の設置が必要です。

もっと古いと対応周波数が10~770MHz(BS非対応)のものや、初期のBS対応品として10~1895MHz対応品などもありますが、通常のBS放送とBS4K(右旋)を視聴するには1490MHz程度まで対応していれば大丈夫です。とはいえ、そのくらい古い規格だと電波の劣化も現在のものより大きいので、新品に変えた方がいいでしょう。

ケーブルに関しては5C2Vなどのシールドのない古いケーブルや3Cなどの細いケーブルは取り替えなくてはいけないと言われることもありますが、これも配線の経路や長さによっては問題なく視聴できることもあります。
実際に視聴に影響があるのか計測してから必要に応じて工事を行うのでもいいでしょう。特に壁の中の配線は後から取り替えられないことが多いので、費用もかさみ、見た目にも大きな影響があります。
地デジ化した時に「今のアンテナ線は古いので取り替えなくてはいけません」という押しつけなのか工事担当者の知識不足なのかわかりませんが、不要な配線引き直し工事が多発しました。
もちろん最新規格に取り替えるのは悪い事ではありませんが、必ずやらなくてはいけない工事なのかどうかは確認したうえで工事を依頼しましょう。