アンテナ工事の手順

1. お客様のご要望の確認

事前に営業の方からも聞いていましたが、お客様ご本人から直接ご希望を伺います。
ポイントは「どこに」「どんなアンテナを」設置したいか。
その他のご要望として「費用を抑えたい」「目立たなくしたい」「壁に打つビスを少なくしたい」「頑丈に取り付けたい」「長期間メンテナンスフリーにしたい」などのリクエストがないか確認し、それに合わせて工事内容を検討していきます。

2. 屋根裏内の確認

住友林業の多くは屋根裏にアンテナ幹線（屋外に引き出している線）が通過しており、屋根裏も広いことが多いことから屋根裏設置の条件はそろっています。弊社でも住友林業の屋根裏へアンテナを設置した事例が多くあります。
お客様の満足度も高いことから、複数のハウスメーカーの営業の方からリピートでご紹介していただいています。
※キックバック（紹介手数料など）は発生しておらず通常通りの金額でご案内となります。
今回もアンテナ幹線の場所の確認、電波測定用の実機を用いた電波測定を行いました。
太陽光パネルが設置されており、電波の受信方向にもパネルがあるため、屋根裏の一番高い位置に小型アンテナを設置するか、フラットアンテナを設置するか、実際の電波で比べます。今回はフラットタイプのアンテナを屋根裏の端が一番電波状況がいいことがわかりました。

3. 工事の内容や保証内容などの確認

以前より工事の保証などは事前に確認していただいておりますが、現在は写真の撮影に関しても事前に確認させていただいております。アフターフォローのことを考えると、工事個所の撮影は必要となるのですが「ここは写さないでほしい」などのご要望があれば対応しております。
工事料金と内容、その工事の特徴などを説明しました。
いくつか工事方法の提案がある場合はそれぞれの金額と特徴などを丁寧に説明させていただいています。

4. アンテナ設置・ブースター調整

屋根裏にアンテナを設置します。
金具で柱に固定した後に、各チャンネルの電波状況を確認しながら方向の微調整を行います。





アンテナ幹線を切断し、途中につなぎこみます。
マルチメディアボックスに分配器一体型高機能ブースター（サン電子：MMB-K30W）が設置されていましたので、受信電波と分配数を考え細かい調整を行いました。

5. 各部屋で電波確認

   各部屋のアンテナ端子で電波が問題ないことを確認します。

6. 片付け・ご精算

   施工場所の後片付けと工事の説明、設置個所の画像確認をしていただき、ご精算を行い終了です。

※工事の手順、内容は現場ごとに異なります。