テレビアンテナ工事の手順

1. カウンセリングと電波の確認

   受付時に聞いていたお客様のご希望を再確認し、設置希望位置での電波調査をします。
   前回の工事の経験がございましたのでその工事との違いなども説明しています。前回はバルコニー内に設置したのですが今回はバルコニーまで配線するのがあまりお勧めできなかったので引き込み線の近くとなりました。
   特に前回はスカイツリーが目視できるロケーションだったのでブースターも不要でしたので、今回は標準的な電波のためブースターを利用しています。
   お問い合わせの段階で「前回はスカイツリーが目視で来ていたので特別簡単な工事となっています」と今回予想される工事との差を事前に説明しています。
   「前回工事をしたアンテナを移設した方がいいか」という質問をいただきましたが、移設費用の方が高くなってしまうこととアンテナが新型に変わっていること、取り外した後は防水をしなくてはいけないことなどから新しいアンテナによる設置となっています。



2. その他の確認と最終見積提示

   分配器の場所とブースター用電源の有無、配線の状況などを確認し、最終的な工事金額を提示します。
   三栄建築設計の場合は基本的に浴室天井点検口に分配器とブースター用の電源が設置されているので標準的な工事となります。

3. テレビアンテナおよびブースターの設置

   ブースターは分配数と受信電波の強さのバランスを見てボリュームを調整します。
   特別弱いということもありませんでしたが、分配されていることを考えると安定受信にはブースターが必要となります。














マスプロ電工のブースターのいい所は、35dBと45dBのデュアルブースターということです。電波の強さや分配数などによってブースターの強さを選べます。

4. 屋内のアンテナ端子で電波確認

   各部屋のアンテナ端子で電波が問題ないことを確認します。

5. 片付け・確認・ご精算

   施工場所の後片付けと清掃を行い、工事個所を確認していただきます。（目視や写真による確認）
   ご不明点などがないか確認し、ご精算を行い終了です。

※工事の手順、内容は現場ごとに異なります。