お電話によるお問い合わせは0800-080-9696(無料通話)まで

スターリンクが衛星~地上間の通信で使う周波数

スターリンクのアンテナと衛星間の電波は

  1. サービスリンク(Ku)※ユーザーのアンテナ通信
    • ダウンリンク(宇宙から地球) 10.7~12.7GHz
    • アップリンク(地球から宇宙) 14.0~14.5GHz
  2. フィーダーリンク(Ka)※基地局のアンテナ通信
    • ダウンリンク(宇宙から地球) 17.8~18.6/18.8~19.3GHz
    • アップリンク(地球から宇宙) 27.5~29.1/29.5~30.0GHz

FAQ title

スターリンクはBSアンテナと干渉しますか?

スターリンクは主にKuバンド(10.7–12.7 GHz)を使用して通信を行っています。この周波数帯の一部は、日本のBS放送(11.7–12.2 GHz)および110度CS放送(12.2–12.75 GHz)と重なっており、状況によっては干渉が発生する可能性があります。

BS放送は静止衛星からの電波を受信し、スターリンクは低軌道衛星と通信を行うため、基本的には異なる通信方式を採用しています。しかし、使用する周波数が一部共通していることから、特定の環境ではBS・CSアンテナの受信品質に影響を与える可能性が指摘されています。

特に、スターリンクのダウンリンク信号(衛星→地上)とBSアンテナの受信帯域が近いため、BS・CS放送の受信状態が不安定になるケースが考えられます。これにより、特定のチャンネルが映らなくなったり、受信感度が低下することがあります。

スターリンクを導入した後にBS・CS放送の映像に乱れが発生する場合は、両者の周波数帯域の干渉が影響している可能性があります。その際は、干渉の有無を確認することを推奨します。