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スターリンク

** Starlinkを返却するには:**

  1. Starlinkアカウントにログインします
  2. [使用中のStarlinks]セクションに移動し、キャンセルしたいStarlinkの横にある[管理]を選択します
  3. [サービスのキャンセル]をクリックします
  4. Starlinkを返品する場合は「ハードウェアの返品を希望」というチェックボックスを選択します(この選択肢が表示されない場合、Starlinkは返品対象外となります)
  5. 選択を確定します
  6. プリペイド返品用ラベルがメールで届きます

返品の準備:

  1. Starlinkを収納します
  2. ハードウェアを再梱包します *交換用としてキットを返品する際に、元の箱がなくなった場合は、交換用キットが到着するのを待ってから新しい箱を使用して返品してください。
    重要: Starlink機器のみを返品してください。他の品物は含めないでください。
  3. 返品ラベルを印刷して箱の外側に貼付する
  4. 返品ラベルに記載されている運送業者(FedExまたはDHL)に荷物を預ける
    ハードウェア費用と初月分のサブスクリプション代金(送料は含まれません)が、10~15営業日内に返金されます

DHLまたはFedExのラベルが届き、その運送業者に連絡をしたのち荷物を預けます。
当社のお客様で返品(交換によるもの)を使用した際に、DHLから「無料の引き取りはしていない」と一度断られたが、再度連絡すると問題なく無料で引き取りに来てくれた、という事例がありました。
コストコの場合は90日間返品保証となっている場合があります。(※通信料の返金は含まれていない可能性があります)

参考公式FAQ:
サービスをキャンセルした後、Starlinkを返品するにはどうすればよいですか?
交換品を受け取った後、Starlinkハードウェアを返品するにはどうすればよいですか?
サービスをキャンセルするにはどうすればよいですか?

目次

スターリンク標準プランとビジネスプランの種類

2024年スターリンク公式サイトで公開されているもので、KDDIやソフトバンクなどの料金体系とは異なります。通信料金は日本国内では免税ですが、KDDIやソフトバンクの保守料金等は別途消費税がかかります。

個人プランの変更やビジネスプランの変更は随時行うことができますが、個人プランからビジネスプラン、またはビジネスプランから個人プランへの切り替えはできません。

個人(標準)プラン

個人プランという表記がありますが、個人事業主や法人でも申し込み可能です。ただし、アカウント名は個人名になり、クレジットカードによる決済しか支払方法が用意されていません。
現在高性能フラット(FHP:フラットハイパフォーマンス)モデルにはルーターが含まれなくなり、必要な場合はオプション(¥23,900)で購入する必要があります。

レジデンシャル

自宅向けStarlink
¥ 6,600
月額
  • 無制限のデータ通信

ROAM(モバイル-地域)

RV車での利用、移動生活、キャンプ好きに最適
¥ 9,900
月額
  • 無制限モバイルデータ(陸地)
  • ポータビリティ
  • サービスを一時停止

レジデンシャルプランの優先データ容量別料金
優先- 40GB ¥9,600/月
バックアップ接続、小規模企業、その他の低帯域幅アプリケーションに最適です。バックアップ接続の場合、40GBを超えると自動的に追加の優先データを有効にするオプトインをお勧めします。


優先 – 1TB ¥28,000/月
優先 – 2TB ¥56,000/月
優先 – 6TB ¥168,000/月
企業など要件の厳しいユーザー向けの、1 か所でのみ利用できる高速優先サービス。パブリック IP および優先サポートが含まれます。優先データを使い切っても、引き続き標準データを無制限で受信できます。

ボート(モバイル-優先)

海上利用、緊急時対応、モバイル事業に最適
¥ 33,408~
月額
  • 無制限モバイルデータ(陸地)
  • 移動中または海上での利用
  • ネットワークの優先順位
  • プライオリティサポート

モバイル-グローバル

自宅向けStarlink
¥ 60,000
月額
  • 無制限のデータ通信
  • 世界中のアクティブなサービス提供地域での利用(陸地)

ボート(BOAT)プランの優先データ容量別料金
モバイル優先- 50GB ¥33,408/月
モバイル優先 – 1TB ¥133,632/月
モバイル優先 – 5TB ¥668,160/月

モバイルグローバルプランは、一度アクティベートしたアカウントからプランの変更で申し込みが可能です。(2024年9月時点)

ビジネスプラン

ビジネスプランも個人プランと料金が変わらないものがありますが、プライオリティサポートがついてくることと、支払い方法がいくつか選べることが変わってきます。
マリタイムプランは個人のBOATプランと異なり、FHPアンテナ¥365,000を購入するプランになります。

固定サイト

企業向けの信頼性の高い高速インターネット
¥ 9,600~
月額
  • 無制限の標準データ通信

陸上モバイル

海上利用、緊急時対応、モバイル事業に最適
¥ 33,408~
月額
  • 無制限モバイルデータ(陸地)
  • 移動中または海上での利用
  • ネットワークの優先順位
  • プライオリティサポート
未上陸

陸上モバイルプランは料金の設定はあるものの、現時点で日本では利用ができません。(2024年9月現在)

固定サイトSTARLINKプランの優先データ容量別料金
優先- 40GB ¥9,600/月
バックアップ接続、小規模企業、その他の低帯域幅アプリケーションに最適です。バックアップ接続の場合、40GBを超えると自動的に追加の優先データを有効にするオプトインをお勧めします。


優先 – 1TB ¥28,000/月
優先 – 2TB ¥56,000/月
優先 – 6TB ¥168,000/月
企業など要件の厳しいユーザー向けの、1 か所でのみ利用できる高速優先サービス。パブリック IP および優先サポートが含まれます。優先データを使い切っても、引き続き標準データを無制限で受信できます。

マリタイム

海上利用、緊急時対応、モバイル事業に最適
¥ 33,408~
月額
  • 無制限モバイルデータ(陸地)
  • 移動中または海上での利用
  • ネットワークの優先順位
  • プライオリティサポート

マリタイムプランの優先データ容量別料金
モバイル優先- 50GB ¥33,408/月
モバイル優先 – 1TB ¥133,632/月
モバイル優先 – 5TB ¥668,160/月

奈良県大和高田市で、クラウンクラウンの工事講習を受けた会社のスターリンク施工事例です

クラウンクラウンでは、スターリンクの取り付け工事について全国からお問い合わせをいただいています。これまで青森県から山口県まで訪問しましたが、遠方になると出張費が高額になるうえ、工事スタッフにも負担がかかります。そこで、埼玉県から離れた地域でも高品質な工事を望む方のニーズに応えるため、全国各地で技術と適切な許認可を持った工事会社と連携し、スターリンクの工事を行っています。

高品質なスターリンク工事の重要性

スターリンク工事を行っている会社でも、許認可、技術、ノウハウを持った会社は一握り

スターリンクの工事を行う企業は増えていますが、適切な許認可、技術、ノウハウを持つ会社は限られています。アンテナ工事会社が得意だと思われがちなこの工事ですが、実際には電気工事と電気通信工事のハイブリッドであり、どちらか片方の知識だけでは不十分です。特にテレビアンテナ工事会社には電気工事士が在籍していなかったり、電気工事業の登録がない場合もあり、これは違法工事に該当しますので、十分ご注意ください。

当社では、全国の工事会社の中から、電気通信工事に詳しく、電気工事業の登録も問題ない会社を厳選し、工事業者として登録しています。多くの会社はもともとエンドユーザーから直接仕事を請け負っていなかった業者ですが、当社では過去にクレーム処理責任者として培った経験を基に、接客や工事の進め方についても講習を行っています。

スターリンク工事は事前講習が不可欠

スターリンク工事の設置件数が100件を超える業者は現時点でほとんど存在しません。仮に会社として100件以上の実績があっても、担当者はバラバラであることが多く、ノウハウが蓄積されていない場合もあります。当社では、150件以上の現場を同じ担当者が主に担当し、ノウハウを蓄積してきました。現場ごとに異なる助手の視点も加え、高品質な工事を実現しています。

スターリンクの工事パートナーに対しては、当社がこれまで培ってきたノウハウを余すところなく伝え、複数回の講習を通じて高品質な工事が行えるよう指導しています。

増えている残念な工事の事例

ここ数か月、見よう見まねで適当な工事を行う会社が増えており、当社にもそうした工事の手直し依頼が多く寄せられています。インターネット上でも丁寧とは言い難い工事の写真が出回っていますが、いくつかの不適切な点が見受けられます。これらの工事を行っている業者の多くは、電気工事の資格や知識を持っていない可能性が高いです。

スターリンクケーブルの固定方法の問題

スターリンクケーブルは耐候性があるため、屋外使用には問題ありませんが、固定方法には注意が必要です。他社の施工事例では、屋外で使用できない薄い樹脂製のサドルを使用している事例や、ステンレスサドルを使用しつつも、ケーブルにビニルテープを巻いて固定している事例があります。前者は数年でケーブルが脱落する可能性が高く、後者はビニルテープがずれることでケーブルがたるみ、風で揺れるたびにケーブルが傷ついて断線するリスクがあります。

ハウスメーカーが設置したスターリンクの手直し工事。ケーブル引き込み付近の写真。
ハウスメーカーで設置したスターリンクの手直し工事です。何重にも巻いたビニルテープは経年劣化でずれてしまいます。

穴あけの問題

スターリンクのケーブルを屋内に引き込む際の穴あけ工事には、慎重な作業が必要です。知識がないと「小さな穴をあけることが良い工事だ」と思われがちですが、実際にはそうとは限りません。特に、外壁を貫通する場合、室内から一気に穴をあけると、ドリルが断熱材を巻き込み、断熱欠損が発生してしまいます。これにより、小さな穴であっても、その周辺の断熱材にダメージを与えてしまう可能性があります。

しっかりとした穴あけ工事を行えば、見た目もきれいに仕上がり、断熱欠損も最小限に抑えられます。また、電線が壁を貫通する場合、材質に応じて保護管を使用する必要がある場合もあります。たとえ保護管が必須でなくても、設置することで長期的に保護効果が期待できる場合も多いです。

防水・防虫・気密等について

穴あけ工事の後、屋外からケーブルを取り込む箇所の防水・防虫・気密処理は極めて重要です。例えば、ケーブル周りに直接シリコンを塗る施工事例も見受けられますが、これではケーブルを後で抜き差しする際にダメージを与える可能性が高く、最悪の場合はケーブルが破損することがあります。

通常の正しい工事では、貫通穴に保護パイプを設置し、その周囲を変成シリコーンでシールします。その後、パイプ内にケーブルを通し、隙間には簡単に取り外しができるパテを使用します。さらに、防雨入線カバーを設置することで、パテの劣化によるリスクを最小限に抑えることが可能です。

無許可業者・低品質工事の撲滅を目指しています

広告や検索結果の上位に表示される業者が必ずしも信頼できるわけではありません。さらに、無許可で違法な工事を行う事例も多く見られます。別の業界であっても、大手企業がメディアで多くの広告を打ちながら、実際には違法行為に手を染めていた例は少なくありません。このような背景を踏まえ、当社では低品質工事の撲滅を目指し、無料点検や手直し工事も受け付けています。

今回の奈良県のスターリンク工事の詳細

もともとは当社に直接問い合わせがあったお客様です。当社から訪問することも可能ですが、出張費が大きくかかってしまうことと、現在奈良県で対応できる工事会社がトレーニング中であることを伝え、そのトレーニング終了したタイミングで工事を行わせていただきました。

工事完成写真(外観)

事前に建物の写真や図面を事前にお送りいただき、ルーターの設置希望位置やアンテナの設置希望位置についてじっくりとカウンセリングを行いました。お客様は当初、アンテナの設置を屋根の頂点付近で希望されていましたが、配線の位置などを考慮し、こちらの位置を提案しました。取り付け前には工事担当者が現地を確認し、スターリンクアプリを使って障害物チェックを行ったうえで最終判断を行っています。配線はまっすぐ下に下ろすことも可能でしたが、屋根の角度に合わせた方が目立たないため、そのように仕上げました。

スターリンクアプリによる障害物チェック

事前に北方面の地形や障害物を確認しており、当日も目視で問題がないことを確認していましたが、お客様の当初のご希望とは異なる場所への設置になるため、問題がないかをスターリンクアプリを使用して検証しました。このアプリを使うことで、工事担当者が具体的な通信エリアを把握でき、今後の目視によるチェックの精度向上も期待できます。

コンセントプレートの変更とスターリンクケーブルの取り出し

工事前

工事後

当社では、このようなコンセントプレート仕上げを推奨しています。一部の業者では天井付近に穴をあけ、室内にケーブルが垂れ下がるような仕上げを行うこともありますが、特別な理由(例えば、頭上の棚に設置する必要がある場合)がない限り、足元への取り出しがスマートで美しい仕上がりとなります。また、ここは既存のプレーと同様に、コンセントプレートには簡易耐火プレートを使用しています。

実際のコンセントプレートの中身

開口前

開口後

既存のコンセントはボックス内で電線の分岐が行われていました。そのためコンセント本体を簡単に外すことができたので、コンセントを外し、電線を傷つけないように2列分のコンセント枠として穴を広げています。既存の切り欠きもきれいにカットしなおしました。その後一時的に断熱材をよけ、電線を養生し、このあといよいよ外壁への貫通工事になります。

断熱材をよけて穴をあけたのち、ケーブル保護及び気密性を落とさないように保護パイプを通す

壁をしっかり開口することで作業性が向上し、断熱材を極力傷つけずに施工を進めることができます。また、保護パイプは単にケーブルを保護するだけでなく、気密性や断熱性を維持する役割も果たしています。写真に写っている外壁下地とその先のサイディングの間には通気層がありますが、この通気層と壁内部を絶縁することで、気密性や断熱性の欠損を極力抑えます。また、これにより通気層から室内へ小さな虫が侵入する経路を作らない効果もあります。
パイプには変成シリコーンを塗って更に隙間をなくすようにしています。透明な変成シリコーンを使ったため写真ではほとんど認識できないかもしれません。

防護パイプの隙間に変成シリコーンを充填

透明な変成シリコーンは一般的なシーリング材に比べて高価ですが、その分仕上がりが美しくなります。この部分は最終的には見えなくなる場所ですが、施工業者の担当者は見えない部分にも手を抜かず、丁寧に作業を行いました。このような細部へのこだわりが、高品質な施工につながります。

スターリンクのアンテナ固定金具は十分な長さのステンレスビスと透明な変成シリコーンで固定しています

外壁にビスを打つ際、住宅に影響が出るのは非常に長い時間が経過した後です。しかし、ビスが錆びると、錆汁と呼ばれる汚れが外壁に染み出してしまうことがあります。さらに、ビス穴からサイディングや外壁内部に雨水が侵入しないよう、ビス穴へのコーキング処理は今では必須とされています。当社では、ステンレス製のビスを使用し、耐久性を確保するだけでなく、透明な変成シリコーンを使用して美観と防水性も両立させています。

ケーブル挿入部分のパテ仕上げ(屋外側)

貫通部分パテ仕上げ前

貫通部分パテ仕上げ後

ここにも実はさまざまな工夫と配慮が施されています。先ほどのシリコーンコーキング部分はすでに見えなくなっていますが、この貫通保護パイプの隙間をパテでしっかりと覆うことで防水性を確保しています。これは外壁側の写真ですが、室内側でも同様にパテを使って隙間を埋め、気密性や防虫対策を施しています。

養生

穴あけ時の外壁の養生

はしごの先端養生

屋根の養生

工事時の養生は非常に重要です。梯子の先端は通常、樹脂製で傷がつきにくくなっていますが、さらに布で養生することで、より一層の保護を行います。屋根への養生については状況に応じて対応していますが、汚れや傷を防ぐため、このようにしっかりと保護する場合もあります。また、壁に貫通穴を開ける際には、切削粉が散らばらないように養生を施し、周囲を清潔に保ちながら作業を進めています。

材料の品質

この写真では、アンテナの設置に使用されている金具の質の高さをご覧いただけます。壁面固定金具には、一般的な防錆性能を持つ溶融亜鉛メッキが施されており、耐久性が高いものです。また、マストおよびマスト連結金具には、さらに防錆性能に優れたZAMメッキが施されています。ステンレス製品も選択肢にはありますが、コストと性能のバランスを考慮すると、ZAMメッキ製品が長期使用に適しており、コストパフォーマンスも優れています。
一部の業者では、材料費を節約して工事料金を抑えることを優先していますが、当社では品質と耐久性を重視し、若干高価でも防錆性能の高い製品を標準採用しています。

また、現在はケーブルの保護に耐候性の高いナイロン製のコルゲートチューブを使用しています。これも当社および当社が講習を行った会社の特徴であり、他社との差別化ポイントの一つです。

この工事を担当した工事業者

今回の施工を担当したのは、当社プラットフォーム「おうちのこうじ.com」に登録している 株式会社Kraft です。

【拠点】
本社:大阪府
営業所:愛知県

【対応エリア】
福井県
岐阜県
愛知県
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
※訪問先によっては別途出張費が発生することがあります。

【その他対応可能な工事】
防犯カメラ・監視カメラ工事、LAN配線工事

【特徴】
2名作業(工事内容による)、電気工事業登録確認済み

詳しくは、こちらの業者紹介ページをご覧ください。紹介ページ内の提供サービスリンク先からお問い合わせも可能です。

なお、同じエリアで対応可能な工事業者の登録も増えつつあります。それらも含めた業者のマッチングをご希望の場合は、当社に直接お問い合わせください。

参考リンクコストコやそのほかの販売店で購入したスターリンクの登録(アクティベーション)がうまくいかない時

スターリンクの新型アンテナ

つい先日、アメリカのスターリンク(starlink)ユーザーの一部に対して、招待制でスターリンクミニの販売が始まったようです。
X(旧Twitter)では『箱を開けてから2分でつながった!』という投稿もありましたが、動画は編集されており、実際にはどの程度かわかりません。しかし、動画で確認できるアプリの設定画面などを見ると、従来のアンテナにあったキャリブレーションが省かれているようにも見えるので、かなり早くネット接続ができるのかもしれません。そもそもキャリブレーションはモーター内蔵タイプのアンテナがどこに向くのかを計算するためのものでした。または衛星の軌道を計算するためのものかもしれません。

日本ではまだ第3世代のモーター非搭載の標準アンテナキットの発売もまだだというのに、だいぶ後回しになっている感じもします。技適に関する問題なので、その承認や調整が必要であれば簡単に日本国内でリリースできないのは致し方ないと思います。

ところで、このスターリンクミニのアンテナサイズは259×298.5mmで、A4縦のサイズをほんの少し左右に広げたようなサイズ感です。

日本に来るのはいつなのか

マーケティング等に関しては全く分からないので、そういう観点で予測することはできませんが、単純に気になるのはそのアンテナの特徴です。
今までアンテナとWi-Fiルーターは全く別のもので、日本は電波法の縛りがあるため、ルーターは屋内に設置して使うように、というルールがありました。(後日屋外モードが加わったものの、日本の法律に対しては不完全でした)
それが、今回のスターリンクミニアンテナには、そのWi-Fiルーターが内蔵されているのです。
とてもコンパクトで使い勝手がいいものなのですが、屋外にWi-Fiルーターを設置する場合は細かい制限があります。そして規格がWi-Fi5なので、もちろん5GHz帯域の電波も使用します。これが電波法で厳しく制限される部分になります。アップデートされた屋外モードで、電波法に抵触する5GHz帯域を完全に止めることができれば良いのですが、要望が多くなければなかなか実装されないように思います。

使い勝手としては大きな衝撃がありそう

今回はAC100Vでも使えますが、本体はDC12Vで動作します。そのためACDCアダプターが同梱されてはいるものの、USB-PDによる給電や、自動車などからの給電も簡単に実現可能です。つまりUSB-PD対応モバイルバッテリーでも使うことができるわけです。
これは車以外の移動で通信を確保するには非常に大きな進化と言えるでしょう。
まだまだ書きたいことがたくさんありますが、間もなく工事に出発しなくてはいけません。
今月も特殊なスターリンクの工事が盛りだくさんで、一つでも多く皆様に情報を共有したいのですが、なかなか時間が取れません。
スターリンクの取り付けや導入についても、ご質問等はお気軽にどうぞ!

参考リンク

概要

これまで山間地域では、都市部に比べて高速インターネット環境の整備が遅れがちでした。しかしながら、スターリンクの導入により、かつて恵まれなかった地方部でも高速通信を享受できる新しい時代が到来しつつあります。

今回スターリンクを設置した南牧村ですが、この地域では光回線が引かれておらず、お客様が以前NTTに相談したところ30万円程度の費用がかかると言われたものの、その後のレスポンスもいまいちで積極的に工事を進めてもらえる様子がなかったようです。

周りに生えている木々の影響を考慮し、高い位置にスターリンクのアンテナを設置したいところでしたが、八ヶ岳からの吹きおろしが強い場所ということでしたので、金具を2段構成にして強固に設置することになりました。

設置後の通信速度テストでは250Mbps程度、その後お客様が再測定した画像を送っていただきましたが、374Mbpsものスピードが出ていました。

続きを読む

正規販売店以外が販売することはできませんが、スターリンクは譲渡することができます。

Starlinkの譲渡

以下は2024年3月18日現在のスターリンクサポートの文言の引用になります。こちらはスターリンクサポート画面で「譲渡」と検索すると確認することができます。

Starlink ハードウェアの所有権を譲渡するにはどうすればよいですか?

** Starlinkハードウェアを譲渡される場合は、事前に以下の情報をすべてご一読ください。**

Starlinkの譲渡方法:

  1. Starlink.comから、ご自分のStarlinkアカウントにログインします。
  2. [ご利用のStarlink]で、譲渡するStarlinkの[管理]を選択します。
  3. 左側にある[サービスのキャンセル]をクリックします。キャンセルは譲渡前に行う必要があります。
  4. [デバイス]でStarlinkを探し、[譲渡]をクリックして条件を確認します。これにより、このStarlinkはお客様のアカウントから完全に削除されます。
  5. (オプション)アクティベーションメールの送信用に、新しい所有者のメールアドレスを入力します。メールアドレスを入力しない場合は、[閉じる]をクリックして終了します。
    ルーターを工場出荷時の設定にリセットします。
  6. Starlinkキットの全アイテムを、新しいユーザーに提供してください。Starlinkは、第三者が販売または譲渡したキットの状態について責任を負いません。
  7. 新ユーザーがアクティブ化できるようStarlink識別子を提供してください。 *キットのシリアル番号:Starlinkキットの配送ラベルに記載( 例: KIT00000000)
    • * [Starlink配送ラベル例](https://api.starlink.com/public-files/Starlink_Kit_Label.pdf)
    • *アンテナのシリアル番号: (特定のStarlinkのハードウェアタイプを示す)
    • * Starlink標準:Starlinkアンテナ背部の、コネクターポート近く (例: SN: 2ABC000000000000)
    • * 標準作動: Starlinkマスト底部 (例: SN: 2ABC000000000000)
    • * 高性能Starlink: 標準作動アンテナと同様に、Starlinkマストの底部 (例: SN: HPCP000000000000)
    • * フラット高性能Starlink: Starlinkアンテナの背面、コネクタポート近く (例: SN: HPCP000000000000)
    • 端末ID: Starlinkインターネットに接続中に、Starlinkアプリを開き、[設定] > [詳細設定]の順にタップします。「Starlink」セクション下の「ID」を確認してください。頭の「ut」を付けずに番号を入力してください (例: 00000000-00000000-00000000)
  8. 新しいユーザーに、メールで送信したアクティブ化用のリンクを使ってサービスにサインアップするか、提供したStarlink識別子を使ってstarlink.comでサービスにサインアップして、Starlinkハードウェアをアクティブ化できることを伝えてください。詳細については、アクティブ化に関するよくある質問をご参照ください。

Starlinkをアクティブ化する方法:

Starlinkをご購入済みの場合は、こちらをご覧になり、StarlinkのStarlink をアクティブ化するにはどうすればよいですか。をご確認ください。

スターリンクはBSアンテナと干渉しますか?

スターリンクは主にKuバンド(10.7–12.7 GHz)を使用して通信を行っています。この周波数帯の一部は、日本のBS放送(11.7–12.2 GHz)および110度CS放送(12.2–12.75 GHz)と重なっており、状況によっては干渉が発生する可能性があります。

BS放送は静止衛星からの電波を受信し、スターリンクは低軌道衛星と通信を行うため、基本的には異なる通信方式を採用しています。しかし、使用する周波数が一部共通していることから、特定の環境ではBS・CSアンテナの受信品質に影響を与える可能性が指摘されています。

特に、スターリンクのダウンリンク信号(衛星→地上)とBSアンテナの受信帯域が近いため、BS・CS放送の受信状態が不安定になるケースが考えられます。これにより、特定のチャンネルが映らなくなったり、受信感度が低下することがあります。

スターリンクを導入した後にBS・CS放送の映像に乱れが発生する場合は、両者の周波数帯域の干渉が影響している可能性があります。その際は、干渉の有無を確認することを推奨します。

関連FAQ
ガラスや壁を越えて電波を受信することはできますか?