屋根上のアンテナが倒れてしまった場合は、早急な撤去・手直しが必要です。近隣の方や屋根瓦への被害も考えられます。倒れてしまっても電波が受信できている場合もありますが、早急な処置をお勧めします。
電波が弱いのを承知して工事を行ったため、実際にほとんど映らなくても対応してもらえなかったという事例が実際にあります。ですが、工事方法を変えると問題なく受信できる可能性があります。
弊社でよくある手直し事例です。
見栄えをよくする以外に、BSアンテナがお隣との境界をまたがってしまってトラブルになりそう、などといった内容も承っております。
工事が終わってみたら見た目が気に入らなかったという場合、内容に応じて別プランでのご提案やアンテナの移設、ケーブルの再配線などを行うことが可能です。
特定の条件がそろえば、弊社工事料金から一定額の割引などを行っております。
遠方出張料金以外の初回現地調査が無料となります。
なお、お伺いの際に前述した必要書類のコピーもしくはお写真の提出をお願いしております。
※ローカルチャンネルの受信不良(専用のアンテナを未設置の場合)など弊社でも保証対象外の調査は有料となります。
一部施工会社によっては伝票、保証書、領収書等を発行していない場合があります。その場合、メールのコピーなどで対応させていただける場合があります。
一部を紛失、破損してしまった場合も同様です。
アンテナ工事で出たゴミは、たとえ少量であっても産業廃棄物として処分する必要があります。
中には家庭ごみとしてゴミステーションに出してしまえるような場合もありますが、クラウンクラウンでは直接契約した各産業廃棄物処理業者に引き取ってもらっていますのでご安心ください。
各自治体により違いはありますが、さいたま市では以下のような案内があります。
事務所・商店・飲食店・工場などにおいて、事業活動に伴って排出されるごみは、事業者自身が自らの責任において適正に処理をすることが義務づけられています。(廃棄物の処理及び清掃に関する法律第3条)家庭ごみの収集所には出せません。
事業所から排出される事業系一般廃棄物(厨芥ごみ、紙くず等)は、以下の処理方法のいずれかで、処理をお願いいたします。
- 事業者自身の所有する廃棄物処理施設で処理する。
- 市の処理施設に自分で搬入し、処理する。
- 市が許可する一般廃棄物収集運搬許可業者に委託する。
(補足)2の場合は事前に市の処理施設にご相談下さい。
地デジアンテナと同様にBSアンテナも隠してしまいたい、というご要望をいただくことも多くあります。
意匠的(見栄えなど)でどうしてもということもあるかともいますが、NHKの受信料の関係で隠したいというご要望の場合はあまりお勧めいたしません。
ベランダの中に隠す場合でも設置場所は限定されてきます。
基本的には春分の日もしくは秋分の日の午後2時ごろに太陽の光が当たっている場所に設置が可能です。
※そのタイミングでほぼ太陽と重なる位置に衛星があるため。
BSアンテナはベランダ内の足元に取り付けができる場合もありますが、ベランダの奥行きがない場合や庇が大きくかぶっている場合や南西側の建物がすぐ近くに建っている、もしくは高さがあるなど、状況によっては取り付けができません。洗濯物を干すと見えなくなってしまうということも起こりえます。
BSアンテナを設置する際に気を付けなくてはいけないのは、金具からアンテナの先端までは最大で70cm程度となりベランダ内ではかなりスペースを占有してしまうことです。
完全に外から見えないとまではいいませんが、エアコンの室外機の上など、デッドスペースになってしまう場所に取り付けることも可能です。
ただし、エアコン工事の際には邪魔になることや、エアコンの大きさによって取り付けられる高さも変わりますので、工事の順番にはご注意ください。なお、将来エアコンを入れ替える際に、エアコンのサイズが変わると設置できなくなる恐れもありますので、その点も充分ご考慮いただく必要があります。
それらを踏まえ、取り付け位置は十分ご検討いただくことをお勧めいたします。
以下の事例はケイアイスター不動産の事例ですが、地デジアンテナは屋根裏へ設置し、BS/CSアンテナをバルコニー足下に設置したため、屋外からはアンテナが全く見えない設置になりました。
玄関の庇の上などに手すり壁のような立ち上がりがあり、ベランダのように壁に囲われたスペースが作られている場合があります。
梯子を掛ければ上ることもでき、アンテナを設置することも可能です。
ただし気を付けなくてはいけないのは大雪が降った場合です。
ベランダとは異なり通常手入れをすることができませんので、大雪が降った際も雪を除去するのが難しくなります。
BSアンテナの先端部分(コンバーター)が雪に埋もれてしまうと、コンバーター部分の故障や接続部分の錆びによる断線などのリスクが高くなります。
床面からある程度の高さを持たせた場所への取り付けが必要になりますのでご注意ください。
BSアンテナはおおよそ南西に向けて設置するので、南や西が正面の建物では正面につけると目立ちやすくなる場合もあるでしょう。
条件は限られますが、場合によっては北や東面でも屋根越しにBS電波を受信するような取り付け方もできます。
相することで目立たないように設置できる場合もあり、状況によってはお勧めの取り付け方法です。
せっかくクールな外観の家を建てたのに白いアンテナが浮いてしまってみっともないのでは、ということもあるかと思います。
この場合は黒いBSアンテナを設置することで解決できるかもしれません。
先に紹介した画像でも黒いBSアンテナを設置していますが、弊社では黒いBSアンテナを標準価格で取り扱っています。
上記写真のBSアンテナは日本アンテナの45SRLSTBです。このアンテナは現在廃番となってしまっていますが、後継機種として45SRLBというアンテナが出ています。
黒い外観の建物だとセットで取り付けても仕上がりはきれいになります。
地デジの電波が悪くなければ、このように一つの金具でBSアンテナと小型のデザインアンテナを設置することができますが、白でも黒でもそろえることが可能です。
地デジアンテナの電波がいい場所とBSアンテナの設置可能位置が異なる場合はそれぞれのアンテナを別の場所に設置することも可能です。
BSアンテナを設置した場合はNHKの受信料は衛星契約料金となります。
1年分の料金は24770円~(2019年7月現在の価格)となっており、支払い回数、方法によって異なります。
地上波放送のみの地上契約の場合は13990円~となっており、1月に約900円の受信料料金アップとなります。
地デジアンテナとBSアンテナが別の場所に設置されていることによりBSアンテナの存在を隠すことはできるかもしれませんが、私共では一軒一軒よく見ればBSアンテナが設置されているかどうかはほとんどの場合判別することができます。
NHK受信料については賛否がありますが、弊社といたしましてはNHKに見つからないことを第一の理由とした取り付け方はお勧めしておりません。
ベランダの利用スペースが狭くなったり、BS放送の受信が不安定になるなどは避けたいと考えています。
室内用アンテナ受信キットなども売っています。
屋外にどうしても設置することができない場合などに利用することができるものですが、少しずれると映らなくなる、邪魔になるなどのデメリットもあるのでよく考えて利用しましょう。
弊社では取り付けのサポート対象外です。
最近の家庭用BSアンテナのほとんどがオフセット型というアンテナで、反射板(ディッシュ)の下から伸びたアームの先端に電波を受信して変換するコンバーターが設置されています。
以前はセンターフィード型と言って反射板の中心から受信機が伸びた形状をしているもので、業務用のアンテナなどではよく見る語りです(ディッシュの周りから支えるタイプの場合もあります)。
同じ大きさの反射板で比べた場合センターフィード型の方がオフセット型よりも高性能です。また受信機の先端をまっすぐ衛星に向けるため、受信できる場所を探しやすいという利点もあります。
ですが現在はほとんど国内では販売されていないようです。
屋外で設置する場合、オフセット型に比べて上を向くために雪が積もりやすいなどの理由もあってあまり使われなくなってしまいました。
他にもフラットタイプ型のBSアンテナもあります。これは面全体を受信器にしたものです。
キャンピングカーやボートなどで使われるようなもので、高価なものがほとんどですね。
最近では地デジアンテナの屋根裏(天井裏)設置事例が増えてまいりました。
弊社ではだいぶ前より実証実験を行い、検討の結果正式サービスとして提供しているものです。
弊社の数多くの実績より、地デジアンテナの屋根裏設置に対するメリットやデメリットをいくつか紹介します。
一般的には最上階の天井裏(屋根裏)への設置となりますが、3階建ての建物の場合は2階の天井裏で設置できる場合などもあります。
ですが高さの点から屋根裏以外の天井裏の設置は特殊な事例であるため、ここでは屋根裏の設置を前提にしています。
(さらに…)
テレビ電波を増幅するためにはブースターを設置しますが、ブースターは電源が必要になります。
上記のように電源工事を行うかブースターの電源ユニットを部屋に置きます。
アンテナからテレビまでの配線は以下のようになります。
【テレビアンテナ】→【ブースター本体】→【分配器】→【テレビ端子】→【テレビ】
ブースター電源ユニットはブースター本体とテレビの間に入れるのですが、その間に電気が流れる必要があります。
ブースター電源ユニットを部屋に置く場合は、ブースター本体とブースター電源ユニットの間に【分配器】と【テレビ端子】を経由します。
この二つが電気を流すかどうかが大切ですが、最近のテレビ端子は多くが電気を流すものとなっています。
分配器については全端子電流通過型と1端子電流通過型の2種類があり、多くは後者です。
この場合電流通過端子につながっている部屋だけが電気を流すので、ここにつながっている部屋でのみブースター電源ユニットを設置することができます。
逆に言えばブースター電源ユニットを設置したい部屋につながるアンテナ線を分配器の電流通過端子に接続すれば大丈夫です。
昔は電流通過端子はリビングのテレビ端子に接続するのが暗黙のルールでしたが、最近はアンテナのことをあまり知らない電気工事の方がアンテナ配線を行うこともあるので、こうなっているとは限らないようです。
ある程度築年数の経っている建物で分配器を使用せずに数珠繋ぎ(デイジーチェーン)している場合は、ブースター電源ユニットを設置する部屋のテレビ端子が【TV-OUT】-【入力】間電流通過タイプで、その上流(1次側)にあるテレビ端子が【入力】-【出力】間電流通過タイプでないといけません。
地デジの電波は、放送塔からの直接波と地上などに跳ね返って届く反射波の合成波として受信します。
そのため単純に設置高さをあげると受信状況が必ず改善するというわけではありません。
環境によって変わりますが、下図のグラフのように上がったり下がったりを繰り返します。
また高圧線などが真上にある場合などは、アンテナを高くするとノイズが入ってしまう場合もあります。
そのためアンテナ設置の際には単純に少しでも高い場所に設置するのではなく、設置できる範囲で最適な高さを探す必要があります。
下のグラフはハイトパターンをイメージしたものです。
一般にはCATVブースターの方が販売価格が高いものが多いです。
ですがアンテナ用ブースター(家庭用ブースター)よりも性能がいいというわけでもありません。
またCATVブースターは大量買いされることが多く、実際に仕入れるときの価格は安くなっています。時々そういった商品が安くインターネット上でも販売されていることがあるようです。
CATVインターネットでの利用を考え双方向通信に対応したり、上り方向ブースターが備わっているなど多機能でありますが、単純に電波を強くするということにおいてはアンテナ用ブースターの方が優れていることが多いです。
CATVの場合は中継局で各テレビ局の電波を調整し、良好な状態で届けていると言ことも前提にありますので、雑音指数が高いなどということも考えられます。
以下は参考までに弊社で使用しているアンテナ用ブースター2機種(日本アンテナN42DU2、DXアンテナBU433D1)と、同等のCATVブースター(DXアンテナW30L1CH)を比較したものです。
N42DU2 | BU433D1 | W30L1CH(下り) | W30L1CH(上り) | |
---|---|---|---|---|
希望小売価格(税別) | 12800円 | 13000円 | オープン | |
周波数帯域(MHz) | 470~710 | 470~710 | 70~770 | 10~60 |
利得(dB) | 27~47 | 40~46 | 25~30 | 15~20 |
標準入力レベル(dBμV) | 40~86 | 41~77 | 65 | 90 |
定格出力レベル(dBμV) | 103(9波) | 105(9波) | 95(74波+D) | 110(4波) |
利得調整(dB) | 0~-10 | 0~-10以上 | 0~-10以上 | o~-10以上 |
入力EQ(dB) | 0,-10,-15 | 0,-10,-15 | 0,-6,-10 | – |
雑音指数(dB) | 1.5以下 | 1.5以下 | 7以下 | 8以下 |
VSWR | 3.0以下 | 3.0以下 | 2.0以下 | 2.0以下 |
消費電力 | AC100/3.0,4.8W | AC100/2.0,3.9W | DC15/130mA | |
質量(kg) | 0.25+0.34 | 0.22+0.2 | 0.7 |
最大1時間程度の電話によるカウンセリング等を無料で行っております。
カウンセリングによりいくつかの工事の可能性や料金の幅をお伝えしています。
アンテナ工事は電波の状況によって使用できるアンテナが限られてくることや、お客様がご自宅の詳細情報(分配器の位置やブースター用電源の有無など)を把握できていない場合もありますので、ある程度目安として考えてください。
詳細見積もりは現地で電波調査等を行う必要がありますが、こちらは有料で承っています。なお工事の流れの中での事前見積もり(現地見積り後即日工事)は無料で行っております。
弊社の場合、地デジアンテナで基本放送の受信ができるようにしています。東京スカイツリーエリアの場合、NHK2局、民放キー局5局(日テレ、朝日、TBS、テレ東、フジ)が視聴できます。ローカル局(テレ玉、チバテレ、東京MX、テレビ神奈川など)は基本工事では視聴保証外となります。
ローカル局を受信する場合は、原則として別途アンテナを増設する必要がありますが、一つのアンテナで同時に受信できてしまう場合もあります。
東京スカイツリーエリア内の東京MXに関しては条件が特殊であるため、視聴保証外とさせていただいております。
BSアンテナではBS右旋(従来からのBS放送)放送、110度CS放送に加え、4K8K(BS左旋、CS左旋)放送も受信可能です。ただし4K8K放送を視聴されるには対応チューナーもしくはチューナー内蔵テレビが必要になります。
なおBS、110度CS(スカパー!)、4K放送の一部は有料放送となり視聴には別途契約が必要となります。
見落としがちですが、BS/CSは多チャンネル放送で、リモコンの数字ボタンではチャンネル数に足りていません。
初期状態ではリモコンボタンに割り振られていないDlifeもBSアンテナを設置すれば無料で視聴できるチャンネルです。
リモコンの1でNHK BS1を表示し、チャンネルを一つ戻すボタン(下向きの▼など)を押すとみられる場合が多いです。またリモコンの使わない数字ボタンに登録することもできるので、WOWOW[BS9]やSTAR channel[BS10]などを契約していない場合は、そのボタンに割り振っておくのもいいでしょう。
工事のご依頼やお問い合わせはお気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。
常時20種類以上のアンテナを準備しております。
アンテナの種類によっては追加料金がかかる場合があります。
上記写真以外にも多くのアンテナのご用意があります。
ブースターは日本アンテナ、DXアンテナ、マスプロ電工、サン電子からお選びいただけます。
標準では地デジブースターの場合日本アンテナのN42DU2もしくはDXアンテナのBU433D1、地デジ/4K8KBSブースターの場合日本アンテナのNSB42DSUEが標準となっています。
それ以外の機種は追加料金がかかりますがご指定可能です。
弊社では一般的に使われているS5CFBというアンテナケーブルよりも更に性能の高い3重シールドタイプを使用しています。JIS規格には定められていませんが通称S5CFBTなどと呼ばれるものです。
また被覆についても耐候性の高いものを選んでおりますので、数年で表面がボロボロになるようなものではありません。
色は薄灰色(白に近い色)もしくは黒をお選びいただけます。
他にお手持ちの材料を使用したいなどのご要望がありましたらお気軽にご相談ください。