BC453SとBC45ASの違い(DXアンテナ)

BC453SとBC45ASの比較

弊社でも使用しているDXアンテナのBS/110度CSアンテナ(4K8K対応)のアンテナですが、最新機種としてBC45ASという機種が紹介されることがあります。また一部ではBC453Sの後継機種という記述を見かけますが、実際にはどうなのでしょうか。

ここではBC453SとBC45ASの違いを解説します。このコラムはDIYでアンテナを取り付けたい方やプロの方向けとなります。

BC453S

概要

BC453Sは家庭用の4K8K対応(左遷円偏波対応)のBS/110度CSアンテナとして、22016年6月22日に発売されました。

デザイン

BC453Sディッシュデザイン

BC453Sはディッシュ(上記の反射鏡部分)の一部が印刷、2か所(中央の社名+型番、上部の商品名)にシールが貼ってあります。

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素材

マウント本体、ポール押え金具は鋼板に溶融亜鉛メッキ、ネジ類はステンレスです。

BC453Sの固定金具
BC453Sの固定金具部分は防錆性能の高い溶融亜鉛メッキとなっています
BC453Sのねじはステンレス製
BC453Sのネジ類はステンレスです

BC45AS

概要

BC45ASは通販専用モデルとして、BC453Sと素材や生産国を変更することにより安価に製造された廉価版モデルです。

デザイン

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BC45ASは上部に新しいロゴの入ったシールが一カ所のみ。個人的にはこちらのデザインの方が好みです。

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素材

マウント本体、ポール押え金具は亜鉛処理鋼板に白色塗装、ネジ類はセラミック処理を施した鋼材となっています。

BC45ASの固定金具
BC45ASの固定金具部分は溶融亜鉛メッキではないメッキ処理をされた鋼板に白色塗装を施しています。※記事執筆時の規格図には亜鉛処理鋼板に塗装(白)の記載
BC45ASはメッキ
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BC45ASの規格図ではセラミック処理と記載されています(記事執筆時)

外装箱の違い

BC45ASはバルク品ではないので簡易梱包というわけではありませんが、箱への印字はだいぶ抑えられています。インク代の節約効果も狙ったものだと思います。

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BC45ASの方がシンプルになっていますが、箱のサイズは変わりません。写真では右がBC453S、左がBC45ASであることに注意
BC453S箱
こちらがBC453S(上の写真では右側)
BC45AS箱
BC45ASの箱は上面には何も印刷されていない

BC453S、BC45ASの規格の違い

BC453SBC45AS
45型反射鏡アルミ合金+塗装(白)
マウント本体鋼板+溶融亜鉛メッキ(HDZ35)亜鉛処理鋼板+塗装(白)
ポール押え金具鋼板+溶融亜鉛メッキ(HDZ35)亜鉛処理鋼板+塗装(白)
コンバータアームアルミ管+塗装(白)
コンバーターアルミダイカスト・合成樹脂
出力端子亜鉛ダイカスト+ニッケルメッキ
ネジ類ステンレス鋼板+セラミック処理

最近はネット専業アンテナ工事業者や格安系アンテナ業者で良く取り入れられているBC45ASですが、一部メッキなどが廉価版仕様となっているため、塩害地域や長期間使う場合にはあまりお勧めしません。またマウント本体の仕上げの違いにより、ネジ山がBC453Sに比べると弱くなっています(なめやすい)ので、ネジ締めのトルクに注意が必要です。ネジ本体の山をなめてしまった場合はネジを用意すれば済みますが、本体の山をなめてしまうとアンテナ自体の交換となります。DIYで取り付ける安価なアンテナを探している方にはBC453ASがおすすめですが、DIYに慣れていない方にはBC453Sの方がおすすめです。

BC45ASのネジ錆
他社様設置の手直しの際にみたBC45ASですが、既にネジが錆びてしまっていました。

製品評価

BC453S

2016年発売モデルということで、そろそろデザインのリニューアルが欲しいところ。ただし家庭用フラッグシップモデルとして使われている部品などはしっかりしており、一般的な使用にはこれで十分。市場価格としてはBC45ASよりも2000~3000円程度高額。

とはいえプロとしてはこちらの品質を使いたい。

5/5

BC45AS

ネット通販専用モデルとして発売し、当初は公式カタログにも載っていなかった製品。シールのデザインもシンプルに洗練された。素材や仕上げ方法を変えることにより金額を抑え、一般ユーザーや材料コストを抑える工事会社が使いやすいモデルとした。この商品の存在によりBC453Sの販売価格を一定基準以上に保つ目的もある。一昔前のアンテナと同等の品質なので、特別低品質というわけでもない。ただし前述したようにネジ山がBC453Sに比べて弱いので注意。また先の写真のようにネジが錆びやすいので将来的に方向調整などの手直しや、外壁塗装時などに一時的な脱着には注意が必要。

3/5

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投稿者プロフィール

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松本 昭彦代表取締役
幼少期より父の仕事の手伝いとして家電配送や家電工事の手伝いしていたことから、設備工事業界に興味を持つ。
学生時代は週末や長期休暇中によくアルバイトとして現場の手伝いを行い経験を積む。
20代前半からリーダーとして現場をこなしつつ、社内システムの構築など会社のIT化を行う。
20代後半から30代前半まで、父の会社のクレーム処理責任者として数多くのクレーム処理や工事の手直しを行う。自社下請け業者のみならず、競合会社のクレーム処理も多く手掛けることにより、設備工事業界改善のヒントを得る。数多くの種類の工事を監督することなどから同時に多くの資格を取得する。
2011年 36歳で株式会社クラウンクラウンを立ち上げ、丁寧な工事で顧客満足度の高いサービスに挑戦する。
39歳の時に社会人大学院にて新規事業について学ぶ。
2021年末、クラウンクラウンが10周年を迎えるとともに設備工事業界とそれに関連する技術者、顧客をより幸せにするためのプロジェクト「おうちのこうじ.com」開始予定。

東京電機大学理工学部情報科学科(中退)
事業構想大学院大学 事業構想士修士課程

主な資格
【国家資格】
1級電気工事施工管理技士
2級管工事施工管理技士
2級電気通信工事施工管理技士補
第一種電気工事士
工事担任者(2級デジタル)
給水装置工事主任技術者
運行管理者

【その他】
第2級CATV技術者
1級あと施工アンカー施工士
インテリアコーディネーター
キッチンスペシャリスト
一級リビングスタイリスト
二級福祉住環境コーディネーター
照明士
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