S-5C-FBTとも表記される。JIS規格ではなく、一般的にJIS規格で定められたS-5C-FBの上位規格でメーカーの独自表記。
S-5C-FBが2重シールドなのに対し、更にシールドを増やしたトリプルシールドケーブルで、Trippleの頭文字を加えている。
S-5C-FBはJIS C 3502の規格に基づくもので、現在はJIS C 3502:2020となっている(2021年2月18日まではJIS C 3502:2015の適用が可能だった)。
ケーブル規格の記号の意味
- S
- 衛星放送受信用
- 4,5,7,10
- 外部導体の公称内径(mm)
- C
- 特定インピーダンス75Ω
- F
- 内部導体を発泡ポリエチレンで絶縁
- B
- アルミニウムはく張付けプラスチックテープに編組を施した外部導体
- HF
- 内部導体を高発泡プラスチックで絶縁
- L
- ラミネートシース
- SS○
- 自己支持形。SSSは巻付け自己支持形ケーブル,SSFはラッシング自己支持形ケーブル,SSDは8字自己支持形ケーブル。
JIS C 3502:2020のケーブル
- 衛星放送テレビジョン受信用発泡ポリエチレン絶縁ビニルシース同軸ケーブル
- S-4C-FB
- S-5C-FB
- S-7C-FB
- 衛星放送テレビジョン受信用高発泡プラスチック絶縁ラミネートシース同軸ケーブル
- S-5C-HFL
- S-7C-HFL
- S-10C-HFL
- 衛星放送テレビジョン受信用高発泡プラスチック絶縁ラミネートシース自己支持形同軸ケーブル
- S-5C-HFL-SS○
- S-7C-HFL-SS○
- S-10C-HFL-SS○