お電話によるお問い合わせは0800-080-9696(無料通話)まで

検索
Close this search box.

マンションが建っている場所が東京MX(以下MXTV)の受信エリア外の場合、マンション自体がCATVなどで受信していないと映らない場合があります。
受信エリア内でもMXTVの電波が弱くうまく受信できていない場合もあります。
他にはテレビのチャンネル設定が適切にできていない可能性もありますね。
改善方法、および関連コラムは詳細欄をご参考になさってください。

マンションの電波受信方法

マンションはその規模に関係なく、屋上にアンテナを立てている場合とCATVで受信している場合があります。
もしCATVで受信しているなら、東京都および近郊であれば受信できる可能性は高いです。それでも受信できていない場合は屋内の配線に不具合(接触不良など)があるかもしれません。
アンテナを立てている場合、2011年のアナログ波終了までに地デジアンテナ(UHFアンテナ)を設置されているはずですが、実はアナログ停波時には東京スカイツリーはまだ開業していませんでした。そのため、当時は東京タワーにUHFアンテナを向けているところが多かったのですが、東京スカイツリーが開業し東京タワーの地デジが停波した後もアンテナの方向を直していない建物が数多くあります。
アンテナの方向がずれているので、最大限電波を受信できておらず、他の放送局より電波の弱いMXTVだけ受信がうまくできていない可能性があります。

解決策

テレビの設定を見直す

今のマンションで使い始めてから、まだ初期設定を行っていない場合はチャンネルスキャンをやってみましょう。
新しい場所で最初のスキャンは「初期スキャン」です。

室内の配線を見直す

  1. 接続しやすい範囲でできるだけ短いものを使う
  2. レコーダーを経由している場合、レコーダの手前で分配してテレビとレコーダーの線を別にする

アンテナの方向を調整してもらう

アンテナの方向がずれているのであれば、しっかりと東京スカイツリーに向けていただくのがいいのですが、住人一人の意見で公共施設の改修を行うことは難しいかもしれません。

ブースターを調整する

東京タワー時代のアンテナのままだった場合、東京スカイツリーからの電波に変わることで電波の受信状況は大きく変わっているかもしれません。ブースターを適切に調整することで受信状況が大きく改善する可能性はあります。なおアンテナの方向調整を行った場合は原則としてブースターの調整が必要です。

MXTV調整フィルターを設置してもらう

現在東京スカイツリーから発信されている電波は、物理チャンネルでU16chがMXTV、U21~25chが広域民放、U26~U27chがNHKです。現在当社で扱っているものの中にU21~U27chの電波を少し弱めるフィルターがあります。こういうもので電波を調整し、ブースターで微調整を行うことで受信環境が改善できる場合があります。

反対にあまり意味がないこと

自室にブースターを設置する

基本的にこれは意味がありません。MXTVだけ電波を強くできるわけではないので、他の問題なく受信できているチャンネルが定格出力オーバーになって結局ノイズが増えて映らなくなります。
もし全チャンネルの受信が不安定な場合は、一度室内の配線に問題がないか確認してみましょう。もし問題がないならマンション自体の受信に問題がある可能性が強いので(できればご近所の方と確認したうえで)管理会社に改善をお願いしましょう。その際にMXTVの受信も最大化したいと伝えるほうがいいでしょう。
可能性は非常に低いですが、室内の配線に前述のMXTV(実際にはその他の電波)を調整するフィルターとブースターの組み合わせで改善できる場合もあるでしょう。
例えばブロックノイズが入るのを改善したい場合などがそうです。その場合はフィルター+前置(ぜんち)ブースターなどの、低ノイズのブースターを使うのがいいでしょう。
その他改善方法についてはこちらも参考にしてください。