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板橋区でポラスの新築物件に屋根裏への地デジアンテナ設置工事

板橋区ポラス屋根裏アンテナ設置

板橋区でポラスの新築物件に屋根裏への地デジアンテナ設置工事

CASE
板橋区ポラス屋根裏アンテナ設置

目次(矢印で開閉)

アンテナ工事の内容や受信電波状況詳細、実際にかかった工事費用について解説します。

ハウスメーカー様等の敬称は記事中では省略させていただいております。

アンテナ工事概要

板橋区のポラスの物件で、屋根裏にテレビアンテナの設置を行いました。
将来BSアンテナの設置を見越してブースターはあらかじめBS対応のものを設置しています。
また配線では将来BSアンテナを増設した際のことも考慮し、問題がないことを確認しての工事となっています。
ブースターがBS対応のものであるため地デジ工事としては少し工事金額が上がっています。

テレビアンテナ工事の手順

  1. カウンセリングと電波の確認

    受付時に聞いていたお客様のご希望を再確認し、設置希望位置での電波調査をします。
    屋根裏へのアンテナ設置ご希望のため、点検口で電波の確認を行いました。
    電波自体は問題なかったのですが、ポラスにしては珍しく屋根裏の一部が小屋裏収納になっており、屋根裏の配線作業に一部制約が出てきます。
    また3カ所ある点検口のうち、小屋裏収納の中身に影響を受けにくい場所で、一番電波のいい場所を選びました。
    テレ玉も可能であれば視聴したいとのご希望でしたが、残念ながらアンテナをどの向きに向けても受信ができませんでした。

  2. その他の確認と最終見積提示

    分配器の場所とブースター用電源の有無、配線の状況などを確認し、最終的な工事金額を提示します。
    ポラスの場合はマルチメディアボックスが設置されており、電源も用意されているので特に問題はありませんね。
    ただし、今回はマルチメディアボックスの上が小屋裏収納でふさがれており、配線の確認や新規通線ができませんでした。
    そのため、工事をしてみて(配線をつなげてみて)場合によっては配線の組み換え工事(税込6600円)が追加でかかる旨を説明してからの工事となっています。
    ※結果としては不要でした。

  3. 配線状況図
    今回は点検口から3本のアンテナ配線にアクセスできており、将来的に組み換えを含めて様々な工事対応できることを確認できました。
  4. テレビアンテナおよびブースターの設置

    テレビアンテナは屋根裏内の小屋裏壁裏に固定しました。
    電波の一番いい場所を探しつつ、ちょうど近くに柱があったため(壁の固定釘のラインと打検で判断)柱部分に固定していますが、このような場合は優先すべきは電波状況です。
    屋外などは柱などにしっかり固定することが推奨となりますが、屋根裏内では風などの影響を受けませんので板に固定できれば十分な強度が確保できます。
    ブースターは分配数と受信電波の強さのバランスを見てボリュームを調整します。今回は弱めの中程度という設定になっています。

  5. マルチメディアボックスの中
    マルチメディアボックスの中にしたブースターです。地デジの電波レベルや分配数にあわせてボリュームを調整しています。

    ぱっと見ではわかりづらいですが、中心やや左に細い線が見えます。これは編組線(へんそせん)という網状の線の一本が内側に入ってしまっている状態です。これが真ん中の心線に触れてしまうと電波不良を起こしてしまいます。
    接栓再加工
    南北2か所の屋外引き込み線の先端は加工済みでしたが、一つは加工が良くなかったので工事の際に再加工しています。

  6. 屋内のアンテナ端子で電波確認

    各部屋のアンテナ端子で電波が問題ないことを確認します。
    ポラスの場合は一般的にリビングのみアンテナ端子が2端子タイプとなっており、他の部屋に比べて若干電波が弱くなります。そのためリビングと他の部屋の電波の両方を確認しておくと間違いないですね。

  7. 片付け・確認・ご精算

    施工場所の後片付けと清掃を行い、工事個所を確認していただきます。(目視や写真による確認)
    ご不明点などがないか確認し、ご精算を行い終了です。

  8. ※工事の手順、内容は現場ごとに異なります。

電波測定結果

マルチメディアボックスのある部屋で測定。

チャンネル LEVEL
(dBμV)
MER
(dB)
BER
16(MX) 62.2 22.4 0
21(フジ) 84.5 32 0
22(TBS) 87.6 32 0
23(テレ東) 87.2 32 0
24(朝日) 87.7 32 0
25(日テレ) 85.2 32 0
26(Eテレ) 82.2 32 0
27(NHK) 88.1 32 0
32(テレ玉) 58.3 7.6

今回の工事料金

合計料金

今回の合計料金は48000円(税込52800円)となりました。

内訳

地デジデザインアンテナ設置
22000円(税込24200円)
BSCS4K8K・地デジブースター設置
23000円(税込25300円)
点検口内作業
3000円(税込3300円)

※消費税別料金です。エリア別出張費・有料駐車場料金・任意保険料金・キャンペーン割引などがあった場合は省略しています。
※その他調整費用や決済手数料など根拠のない料金はかかっておりません。

今回利用した部材

地デジデザインアンテナ
U2SWLA20マスプロ電工
BSCS4K8K・地デジブースター
EP2UBCBマスプロ電工
アンテナケーブル
S5CFBT(3重シールド同軸ケーブル)

弊社で取り付けた機器の説明書は工事明細、保証書、保証規定とともにお渡ししております。

施工時間

現地調査・カウンセリング:40分
工事:40分
後片付け・精算:20分

今回の工事のポイント

点検口が3カ所ありましたが、電波の受信方向を考えると小屋裏収納の影響を受けにくい場所がいいと判断しました。
配線状況図
今回は点検口から3本のアンテナ配線にアクセスできており、将来的に組み換えを含めて様々な工事対応できることを確認できました。
図の点検口1、点検口2のいずれも電波の受信はできましたが、より電波のよかった点検口1への取付としています。
屋外の配線は黒いことがわかっておりましたが、部屋への配線では白と黒を使っていたことから、つないでみる(試験をする)までは点検口から見えている線が引き込み線かどうかわかりませんでした。そのためもしこの線が引き込み線ではなくどこかの部屋の端子につながっている線の場合は、2本の線を利用する分岐・分配器組み換え工事が必要だと事前に説明しています。
工事前に工事金額がはっきりしていない部分はありましたが、必要だった場合の金額は明確だったためその説明をしてご理解いただけています。
引き込み線は玄関側面の南北の壁面に出ており、BSアンテナの増設時に南側の配線を利用する場合はそのまま、北側の配線を利用する場合はブースターを屋根裏へ移設するか点検口内で分岐・分配器組み換え工事を行う必要がありますがそうすることで対応可能です。
西面が玄関で道路に面しているため、南北どちらの線を使ってもBSアンテナを設置することが可能かと考えられます。
屋根裏の配線
お客様が浦和レッズの試合をご覧になりたいということでテレ玉の受信も可能であればと言うお話だったのですが、板橋区からテレ玉の放送塔は北西方向になり、一つのアンテナで受信するのは少し難しい状況です(屋根の上に立てて周りに障害物が少なければ一つのアンテナで受信できる可能性は少し高まります)。
屋根裏内では点検口1、2、ともにテレ玉方向に向けても受信は全くできませんでした。

マルチメディアボックスの蓋は切り欠き部分から配線を出してふたが閉まるようにしました。
工事前の状況ではインターネットの配線のためにふたが開けっぱなしだったので、お客様に説明して写真のように処理を行っています。
マルチメディアボックスのふたを切り欠いて配線を取り出す

今回の工事状況(3D)

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投稿者プロフィール

松本 昭彦代表取締役
経歴と専門分野:
幼少期から家電設備の工事に親しみ、クラウンクラウンの設立の前に15年以上にわたりさまざまな設備工事の現場で経験を積みました。クレーム処理責任者としての役割を経て、2011年に独立。品質重視と明朗会計をモットーに掲げ、業界改革を目指してアンテナ工事専門の「クラウンクラウン」を設立しました。

学歴:
東京電機大学理工学部情報科学科(中退)
事業構想大学院大学 事業構想士修士課程

主な資格:
国家資格:
1級電気工事施工管理技士
2級管工事施工管理技士
2級電気通信工事施工管理技士補
第一種電気工事士
工事担任者(2級デジタル)
給水装置工事主任技術者
運行管理者

その他資格:
第2級CATV技術者
1級あと施工アンカー施工士
インテリアコーディネーター
キッチンスペシャリスト
一級リビングスタイリスト
二級福祉住環境コーディネーター
排水設備工事責任技術者
照明士