JIS規格について、JSA(日本規格協会グループ)のウェブサイトでは以下のように書かれています。
※JISのSが規格という意味なので、本来JIS規格という呼び方は誤り。
日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のことです。自動車や電化製品などの産業製品生産に関するものから、文字コードやプログラムコードといった情報処理、サービスに関する規格などもあります。
標準には、強制的なものと任意のものがあり、一般的には任意のものを「標準(=規格)」と呼んでいます。標準化の意義は、自由に放置すれば、多様化・複雑化・無秩序化してしまうモノやコトについて
経済・社会活動の利便性の確保(互換性の確保等)
生産の効率化(品種削減を通じての量産化等)
公正性を確保(消費者の利益の確保、取引の単純化等)
技術進歩の促進(新しい知識の創造や新技術の開発・普及の支援等)
安全や健康の保持
環境の保全等
上記の観点から、技術文書として国レベルの「規格」を制定し、これを全国的に「統一」または「単純化」することです。