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用語集

BERとは[Bit Error Rate]の略で符号誤りのこと。ビット誤り率ともいう。
地上デジタルテレビ放送の場合、2×10-4(1万ビット毎に2ビットの誤り:2E-4)以下であれば、誤り訂正によって障害のない画質で受信できる。
通常数値が小さいため指数表示となる。

BSとはBroadcasting Satelliteの略で放送衛星のこと。

CA線とは

アンテナケーブルにおいてCA線とは一般的に銅クラッドアルミ線(Copper-Clad Aluminum Wires)のことを言います。
アンテナ線は一般的に同軸ケーブルと呼ばれる断面が同心円状になっているものを使用します。
この中心にあるのが電波送信で一番大切な心線(芯線ともいう)となり、通常は銅を使います。

CA線はこの銅心線を銅をコーティングしたアルミ線に置き換えたものです。
利点もありますが欠点もあります。

CA線の利点

  1. 軽い
    同じ太さのS-5C-FBに比べ、S-5C-FB-CAの方が軽くなります
  2. 安い
    同じ太さのS-5C-FBに比べ、S-%C-FB-CAの方が安価なアルミを多く使っているため安くなります

CA線の欠点

  1. 弱い
    同じ太さの銅線に比べ、CA線は折れやすい
    同じ太さの銅線に比べ、CA線は切れやすい
    同じ太さの銅線に比べ、CA線の引張り強度は半分程度
  2. 導電率が低い
    同じ太さの銅線の導電率を100とした場合、CA線は68※フジクラウェブサイトより

特に同軸ケーブルの加工時に心線に少しでも傷がつくと、CA線は非常にもろくなり振動や負荷により折れてしまうことがあります。また銅心線の同軸ケーブルに比べて曲げに弱く、曲げた時に内部で断線をおこしたり電波の通りが悪くなることがあります。

CA線の使い道

上記のような特徴のため、直線で長い架空配線などでは重宝されるかもしれません。
しかし、それはコストを落とすことが一番のメリットであり、軽さはその他の欠点を補えるほどの利点とは言えません。
そのため基本的にはその性能ではなくコストを最重視した場合に使われるものと考えられ、特に家庭用のアンテナ工事では使うべきものではないと考えています。

クラウンクラウンでは原則としてS-5C-FBの上位ケーブルとなる、3重シールドのS-5C-FBTを使用しています。3重シールドのため外部からのノイズや電波漏洩に強く、4K8K放送には最適なケーブルです。
※S-5C-FBは2重シールド。

参考銅クラッドアルミ線|フジクラ
銅クラッドアルミ線(CCAW) – 古河電工

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CSとはCommunications Satelliteのことで通信衛星のこと。

FTTHとはFiber To The Homeの略で、CATV中継局から各家庭まで光ファイバーでつなぐこと、またはその施設のことをいう。

JCS規格について、JCMA(日本電線工業会)のウェブサイトでは以下のように書かれています。
JCSのSは規格という意味なので、本来JCS規格といういい方は誤り。

日本電線工業会規格(JCS: Japanese Cable Makers’ Association Standard)は、一般社団法人日本電線工業会により制定された規格です。主なものは、電線の製品規格や材料規格、試験・検査標準や技術計算標準ですが、電線包装用ドラムなど、電線関連製品のJCSも制定されています。

 JCS は、JISを補完する標準として又は需要家団体などの要請による個別の目的をもつ規格として国内で広く利用されています。

参考JCMA|JCS規格とは

JIS規格について、JSA(日本規格協会グループ)のウェブサイトでは以下のように書かれています。
※JISのSが規格という意味なので、本来JIS規格という呼び方は誤り。

日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のことです。自動車や電化製品などの産業製品生産に関するものから、文字コードやプログラムコードといった情報処理、サービスに関する規格などもあります。

標準には、強制的なものと任意のものがあり、一般的には任意のものを「標準(=規格)」と呼んでいます。標準化の意義は、自由に放置すれば、多様化・複雑化・無秩序化してしまうモノやコトについて
経済・社会活動の利便性の確保(互換性の確保等)
生産の効率化(品種削減を通じての量産化等)
公正性を確保(消費者の利益の確保、取引の単純化等)
技術進歩の促進(新しい知識の創造や新技術の開発・普及の支援等)
安全や健康の保持
環境の保全等
上記の観点から、技術文書として国レベルの「規格」を制定し、これを全国的に「統一」または「単純化」することです。

参考JSA(日本規格協会グループ)|JIS規格について
JCS規格とは
白いアンテナケーブルはボロボロになるのか

MDF(Main Distributing Frame)とは主配線盤とも呼ばれ、アパート・マンション・団地などの集合住宅やオフィスビルなどに設置されるもので、主に通信線などを取りまとめるための箱型の機器のこと。
一戸建ての場合はこれに近いMB(Maltimedia Box):情報分電盤が設置されていることもある。
マルチメディアボックスが設置されているハウスメーカー(一部)

MERとは[Modulation Error Ratio(モジュレーション・エラー・レシオ)]の略で変調誤差のこと。
単位は[dB]。

復調されたデジタル信号の源信号からの劣化状態を表します。
またC/N(CNR:Carrir to Noise Ratio キャリア・トゥ・ノイズ・レシオ)と相関関係にあります。(線形領域内において)
C/Nは一般的には「シー・エヌ比」と言います。

地デジアンテナ工事の際に重要な3要素(LEVEL、MER、BER)のうちの一つです。

S-5C-FBTとも表記される。JIS規格ではなく、一般的にJIS規格で定められたS-5C-FBの上位規格でメーカーの独自表記。
S-5C-FBが2重シールドなのに対し、更にシールドを増やしたトリプルシールドケーブルで、Trippleの頭文字を加えている。
S-5C-FBはJIS C 3502の規格に基づくもので、現在はJIS C 3502:2020となっている(2021年2月18日まではJIS C 3502:2015の適用が可能だった)。
(さらに…)