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CATVとアンテナ用のブースターの違いは

CATVブースターは双方向通信機能がある(家庭から通信網への上り方向もサポートしている)、CATV専用の周波数帯をサポートしているという特徴の他多チャンネル受信に対応している、一般的なアンテナ用ブースターよりも雑音指数が高い(ノイズに弱い)、動作利得が小さいという特徴があります。

ブースターの価格

一般にはCATVブースターの方が販売価格が高いものが多いです。
ですがアンテナ用ブースター(家庭用ブースター)よりも性能がいいというわけでもありません。
またCATVブースターは大量買いされることが多く、実際に仕入れるときの価格は安くなっています。時々そういった商品が安くインターネット上でも販売されていることがあるようです。

それぞれのブースターの特徴

CATVインターネットでの利用を考え双方向通信に対応したり、上り方向ブースターが備わっているなど多機能でありますが、単純に電波を強くするということにおいてはアンテナ用ブースターの方が優れていることが多いです。
CATVの場合は中継局で各テレビ局の電波を調整し、良好な状態で届けていると言ことも前提にありますので、雑音指数が高いなどということも考えられます。

ブースターの性能比較

以下は参考までに弊社で使用しているアンテナ用ブースター2機種(日本アンテナN42DU2、DXアンテナBU433D1)と、同等のCATVブースター(DXアンテナW30L1CH)を比較したものです。

N42DU2 BU433D1 W30L1CH(下り) W30L1CH(上り)
希望小売価格(税別) 12800円 13000円 オープン
周波数帯域(MHz) 470~710 470~710 70~770 10~60
利得(dB) 27~47 40~46 25~30 15~20
標準入力レベル(dBμV) 40~86 41~77 65 90
定格出力レベル(dBμV) 103(9波) 105(9波) 95(74波+D) 110(4波)
利得調整(dB) 0~-10 0~-10以上 0~-10以上 o~-10以上
入力EQ(dB) 0,-10,-15 0,-10,-15 0,-6,-10
雑音指数(dB) 1.5以下 1.5以下 7以下 8以下
VSWR 3.0以下 3.0以下 2.0以下 2.0以下
消費電力 AC100/3.0,4.8W AC100/2.0,3.9W DC15/130mA
質量(kg) 0.25+0.34 0.22+0.2 0.7
CATVとアンテナ用のブースターの違いは