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東芝製デザインアンテナDUA-400を再利用した屋根裏設置事例

CASE
東芝DUA-400を屋根裏に設置

目次(矢印で開閉)

お客様がご自身でベランダに置き型設置していたアンテナを屋根裏に移設した事例です。
越谷市のポラスの物件で、アンテナは東芝の小型地デジデザインアンテナ【DUA-400】でした。

ハウスメーカー様等の敬称は記事中では省略させていただいております。

アンテナ工事概要

今までベランダに設置(椅子の上においておおもとの引き込み線につなげただけ)のアンテナで受信できていたようですが、部屋によっては感度が悪く、1階の部屋ではノイズがたびたび入っていたということです。

もともとはベランダ内にDUA-400を設置してテレビを視聴していました
既存アンテナ配線(引き込み線)がベランダ右側から出ていたため、アンテナをベランダ沖にするには条件が整っていました。

今回クラウンクラウンで地デジアンテナの屋根裏設置などを得意としていることを知り、ご依頼いただきました。
当初は新しいアンテナを設置する予定でしたが、既存アンテナが十分使える状態で受信電波も良好であったことから、工事料金を値引きして再利用することになりました。
屋根裏に設置したDUA-400
アンテナ底面から伸びた配線がその奥の隙間からマルチメディアボックスまで配線されています。

アンテナ工事の手順

  1. 現状の確認

    室内アンテナで受信していると伺っていましたが、実際にはベランダにアンテナを置いて受信していました。
    今まではブースターも使わずにテレビをご視聴されていたことも確認しました。

  2. 電波の測定

    現在ベランダでどの程度受信できているか電波測定、また屋根裏で小型アンテナを使って電波測定、また既存の東芝製DUA-400を使って電波測定を行いました。
    結果としては小型アンテナよりも東芝製DUA-400の方が若干電波がいい結果となりました。
    またベランダの方が電波が良かったのですが、屋根裏だから弱いということではなく、アンテナの左右の位置が大きく影響していました。
    ※建物正面から見て、アンテナが設置されていた右に行くほど電波がよく、左に行くほど電波が悪かった。
    屋根裏点検口の位置がベランダの少し内側にあったため、結果的に少し電波が弱い状況でした。
    しかし、通常の電波レベルを上回っていたため問題ないレベルです。

  3. 工事内容の決定

    当初はアンテナを新設する予定でしたが、ベランダにあったDUA-400の方が若干電波がよく大きな問題もなく再利用できそうでしたので、担当者からアンテナ再利用をご提案いたしました。
    無駄にゴミも出ず、工事料金も値引きでき、いいことづくめだと判断したためです。
    固定金具の一部が欠品していましたが、設置するブースターの固定金具(今回は不要)が使いまわせたため、代替して固定することにしました。

  4. 東芝製DUA-400の既存金具(U字ボルト)

    DUA-400の固定金具をブースター固定用金具に交換
    代替したU字ボルトは耐久力が既存ボルトよりも落ちるため、屋外で風の強い場所などではあまり適しませんが、今回は屋根裏設置だったため問題はありません。

  5. 設置工事

    屋根裏内にアンテナ固定用のサイドベースを取り付け、アンテナを設置しました。

    DUA-400はサイドベースを利用して設置します
    サイドベースは複数のサイズを用意していますが、できるだけ端に寄せた方が電波が良かったため、写真のサイズの金具を使用しています。

    アンテナ配線は既存のものを加工するのではなく、新しいアンテナケーブルをアンテナからマルチメディアボックスまで配線しています。
    既存配線を加工するよりも、屋根裏から分配器のある場所まで配線をする方が簡単な場合があります。その場合は追加料金なしで新規配線を行っています。
    屋根裏のアンテナからマルチメディアボックスまで新規配線
    既存配線は遠く、手の届く場所の配線を加工する場合は別料金がかかりますが、今回のように通線が簡単にできる場合はそのまま通線工事を無料で行っています。

    配線が難しい場合などは追加工事となるため、お客様にご要望を伺っています。
  6. 屋内で電波確認

    屋内で電波が問題ないことを確認します。また今までは映らなかったチャンネルがあるため、チャンネル設定(チャンネルスキャン)を行います。

  7. 片付け・ご精算

    施工場所の後片付けとご精算を行い終了です。

  8. ※工事の手順、内容は現場ごとに異なります。

電波測定結果

現在編集中です。

今回の工事料金

合計料金

今回の合計料金は38000円となりました。

内訳

デザインアンテナ設置工事
22000円
手持ちアンテナ設置割引
-2000円
ブースター設置
15000円

税別価格となります。
その他調整費用や決済手数料などはかかっておりません。

今回利用した部材

地デジデザインアンテナ
DUA-400(東芝)
地デジブースター
BU433D1(DXアンテナ)

弊社で取り付けた機器の説明書は工事明細、保証書、保証規定とともにお渡ししております。

施工時間

現地調査・カウンセリング:50分
工事:40分
後片付け・精算:30分

今回の工事のポイント

3年間ベランダに設置したアンテナで受信されていたようですが、屋外対応アンテナですので特に劣化などは問題なく再利用することができました。

POINTアンテナ固定用のU字ボルトの先端固定用金具が見当たりませんでしたが、U字ボルト自体をアンテナ本体に固定する金具がそのまま残っていたため、U字ボルトと先端固定金具を入れ替えることで設置できました。この本体に固定する部品がなくなっていた場合は部品の代替が難しくなります。

屋根裏内は高さや空間の余裕がなかったため、一般的なフラットアンテナや八木式アンテナでの設置は無理ですが、弊社施工で人気の小型デザインアンテナ(SDA-5-1)での設置は可能でした。しかし、東芝製DUA-400の方が若干電波が良く受信できていた(特にTOKYO MXとチバテレ)こともあり、設置スペースも問題ないことからDUA-400を再利用しています。
工事料金も安くできたのは嬉しいですね。
また点検口内でも設置場所により電波の差が大きく、できるだけ正面から見て右(点検口から取り付け位置を見た場合、アンテナの背面からとなるため左)寄りに設置しています。
越谷市はスカイツリーとテレ玉の受信方向が大きく異なるため一つのアンテナで同時受信は難しいのですが、今回はチバテレがギリギリ受信できていたので、バランスを見ながらチバテレを少しでも正常に受信できるように調整しています。
※それでもTOKYO MXとチバテレはギリギリの受信感度であるため、周囲のちょっとした環境変化によって受信が難しくなる可能性があること、悪天候の場合に受信障害が起きる可能性があることなどをご了承いただいております。
普段クラウンクラウンでは使用しないアンテナですが、貴重なデータが取れた事例でもありました。

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投稿者プロフィール

松本 昭彦代表取締役
経歴と専門分野:
幼少期から家電設備の工事に親しみ、15年以上にわたりさまざまな設備工事の現場で経験を積みました。クレーム処理責任者としての役割を経て、2011年に独立。品質重視と明朗会計をモットーに掲げ、業界改革を目指してアンテナ工事専門の「クラウンクラウン」を設立しました。

学歴:
東京電機大学理工学部情報科学科(中退)
事業構想大学院大学 事業構想士修士課程

主な資格:
国家資格:
1級電気工事施工管理技士
2級管工事施工管理技士
2級電気通信工事施工管理技士補
第一種電気工事士
工事担任者(2級デジタル)
給水装置工事主任技術者
運行管理者

その他資格:
第2級CATV技術者
1級あと施工アンカー施工士
インテリアコーディネーター
キッチンスペシャリスト
一級リビングスタイリスト
二級福祉住環境コーディネーター
排水設備工事責任技術者
照明士