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クラウンクラウンの松本です。
神奈川県伊勢原市での地デジアンテナ工事施工事例です。
電波受信の厳しい場所でしたが、スカイツリー及び平塚中継局の2局からの電波が受信できました。
最終的にどちらの電波をどのように受信したのかなどの選定基準などをご紹介します。

概要

今回はデザインアンテナでの工事をご希望いただいておりましたが、なかなか電波が受信しづらく、また平塚と東京スカイツリーのどちらの電波の方がいいのかなど、2時間半と長時間に及ぶ調査、カウンセリングにご協力いただき、工事を行いました。

アンテナの引き込み線は、ベランダの壁面上部にありました。
一般的な電力線引き込み近くではありませんでした。
なお、配線は天井の上(屋根裏)を通っていると思われましたが、小屋裏収納で屋根裏が分断されており、点検口からは引き込み線の近くまで行くことができませんでした。結果としては屋根裏内でも電波の受信が非常に難しかったので、配線としては特に可もなく不可もなくといったところです。
伊勢原市は平塚中継局とスカイツリーの両方の電波が届く場所もあり、一般的には強く受信できた方から受信することとなります。
ただし、アンテナの設置場所により受信方向を変えたり、将来的な電波の変化予測などを組み合わせて検討していくことも必要でしょう。今回は平塚中継局の方が電波は強く受信できたのですが、あえて東京スカイツリーからの電波を受信しています。その理由なども後程解説していきます。

今回は電波の受信がそもそも難しく、壁面、屋根裏、屋根の上など、くまなく電波を測定しています。また、東京スカイツリーの電波と平塚中継局の2方向の電波を測定するということに加え、平塚中継局は垂直偏波という特性上、アンテナを交換しながら測定するなどの手間もあり、調査時間が通常よりも非常に長くなってしまっています。
最終的には屋根よりも高い位置での受信となるわけですが、特に下図の1~5の位置でのアンテナ受信を想定して進めていきました。

1は屋根の合わさったところで、平塚方面になります。こちらで垂直偏波専用フラットアンテナのUAH201V(DXアンテナ)、水平・垂直偏波共用の小型デザインアンテナSDA-5-1(サン電子)、ローチャンネル専用八木式アンテナUL14(DXアンテナ)で測定。
2は屋根の最頂部側面となりますが、ここでも1と同様の測定を行っています。
3は図の裏側屋根の下端近く側面となり、ここではSDA-5-1、UL14を使用し平塚からの電波、またその二つに加えUAH261を使用し東京スカイツリーからの電波を測定しました。
4は屋根の中央付近で屋根馬を使用して設置した場合を想定し、SDA-5-1、UL14を使用し平塚および東京スカイツリーからの電波を測定しました。
5は1の裏側付近となりますが、ここではUAH261、SDA-5-1、UL14を使用し東京スカイツリーからの電波を測定しました。

今回の測定結果で言いますと、平塚および東京スカイツリーの電波それぞれが非常に狭い範囲でのみ受信可能となっていました。
特に平塚の電波に関しては、図の1→4→3と一直線上に並んだラインが強く電波を受信できていました。ですが、受信方向に大きな木があり、将来的に木の成長や風で葉が揺れることによるノイズなどの考えられ、今回は東京スカイツリーの電波を受信することとなりました。
また、いつもは好結果を残すSDA-5-1ですが、今回はさっぱりといった内容でした。
UAH201V(垂直偏波専用)はUAH201(水平偏波専用)を横向きにすることで同様の結果が得られると思われていますが、実際には平塚の電波はUAH201Vで受信した方がいい結果となっています。
そもそもUAH201は屋外で横に倒して設置することは防水や方向調整の点でお勧めできません(過去に他社で横向きに取り付けて弊社で手直しした事例はまた別の記事でご紹介します)。
※状況によっては、UAH201を横向きにした方が電波を強く受信できるという場合はあるかもしれませんが、実際に横向きに設置することはお勧めいたしません。

今回の工事料金

今回の工事料金は以下のようになっています。


なお、伊勢原市のため別途出張料金をいただいております。

工事のポイント

東京スカイツリーおよび平塚中継局方面ともに小高く土地が上がっており、電波もなかなか厳しい地域でした。
ご近所のアンテナはほとんどが平塚中継局方向に向けてあり、だいぶ高めに設置しているものが多かったです。

お客様のご要望の「できるだけ目立たせたくない」というご要望もあり、一番電波の強かった屋根上ではなく、裏側の側面からの立ち上げ設置となっています。
また、平塚の方がやや電波状況は良かったのですが、電波方向にある大きな木が心配だったため、東京スカイツリー方面からの電波受信としています。
アンテナはローチャンネルタイプのUL14を使用しています。
14素子というと20素子より性能が低い、経費の節約、と思われるかもしれませんが、同じDXアンテナの標準20素子アンテナであるUA20と比べると、東京スカイツリーや平塚中継局の電波受信(16~27ch)ではUL14の方が高性能で、仕入れ価格もほんのわずかですがUL14の方が高くなっています。
ただし、同じ神奈川県では箱根強羅中継局のように29~46chを使用している場合はUL14だとかえって不利になります。
なお、今回は一カ所のみにしか配線しておらず、分配器もなかったのですが電波が弱いためブースターを設置しています。ブースター電源は配線の途中で設置できる箇所はなく、屋内テレビ裏に設置してあります。

ケーブルは弊社標準の三重シールドタイプのS5CFBT。
設置アンテナはDXアンテナのUL14、ブースターは日本アンテナのN42DUとなっています。
各説明書は工事明細、保証書、保証規定とともにお渡ししておりますが、UL14は説明書が付属しておりませんのでお渡ししておりません。

施工時間

電波調査~カウンセリング:150分
施工時間:60分
となっています。

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